【ニュース】 ブライダル大手のノバレーゼ、岐阜県初進出、完全貸し切り型の婚礼施設を岐阜市で2018年春に開業、美濃和紙や岐阜提灯・合掌造りをデザインに採用 岐阜県岐阜市

2017.07.24
婚礼施設・レストラン運営の株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、荻野洋基社長)は、貸し切り型(ゲストハウス型)の結婚式場「岐阜モノリス」(岐阜県岐阜市)を2018年春に開業し、岐阜県に初進出する。
着工開始時期は2017年秋、2018年春の完成を目指す。

同施設の建物は、「岐阜らしさ」が特長。
近代美術館のようなモダンで洗練されたデザインながら、内外観に、合掌造りや美濃和紙・岐阜提灯など、地元の伝統美の要素を随所に取り入れる。
ターゲットは、日本の伝統技術や高い建築デザインを好む20代後半~30代の大人のカップルとし、年間(2019年度)5億5,000万円の売り上げを目指す。
20170724ノバレーゼ

同施設は、岐阜駅から車で10分程の市街地に位置する、1日昼夜各1組限定の、プライベート感の高い、完全貸し切り型の結婚式場。

約2,660㎡の敷地に、披露宴会場(1階)やラウンジ(1階)、新郎新婦の控え室(2階)を設けた2階建ての披露宴棟と、独立した平屋建てのチャペルを新築する。
敷地内には本格的な日本庭園も設け、しっとり落ち着いた、和の雰囲気を演出。

披露宴会場の最大収容人数(着席)は128人(約200㎡)で、チャペルは90人(約100㎡)。
披露宴棟の建物外観(表玄関側)は全面ガラス張りで、美濃和紙を挟んだ合わせガラスにし、夜は館内の照明が和紙を通してこぼれ、建物は岐阜提灯のような優しい灯りに包まれるという。
披露宴会場(バンケットルーム)の天井には美濃和紙のアートワークを設置。
長良川の流れをイメージした優美な曲線を描くデザインを施す。

その他、館内には美濃タイルや岐阜和傘、郡上紬(ぐじょうつむぎ)をモチーフにしたデザインを随所に取り入れ、「岐阜らしさ」を表現する。
また独立型のチャペルは、天井高約8mの、急こう配な屋根が特長的で、白川郷の合掌造りからインスピレーションを受け、現代風(モダン)にアレンジ。
四方がガラス張りで、祭壇がキラキラと自然光で輝く、採光性の高い造りとする。

列席者に提供する料理も地産地消にこだわり、飛騨牛や県が認証する飛騨・美濃伝統野菜を使った料理を提供。
コースは、創作フレンチと和洋折衷のどちらかを選べる。
披露宴会場にオープンキッチンを設け、調理シーンも楽しめるという。

一組当たりの平均客単価は380万円前後で、年間135組(2019年度)の披露宴実施を見込む。
着工開始時期は2017年秋、2018年春の完成を目指す。

なお、2017年7月21日には、岐阜駅近く(徒歩8分)に開業準備室を開設、同日から営業を開始した。

「岐阜モノリス」の所在地は岐阜県岐阜市則武中4-2-2、交通は
JR・名鉄「岐阜」駅北口より車で12分。 
敷地面積は2,664.00㎡、延床面積は1,300.00㎡。
バンケット(1階)が198.7㎡、チャペル(1階)が99.9㎡。
構造・規模はS造・2階建て。
着工開始は2017年秋、開業日は2018年春。