2017.03.27
広島県は3月25日、県内で新規ビジネスや地域づくりなどにチャレンジする人たちが交流する拠点「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps（キャンプス）」（広島市中区）をオープンした。
同県の「イノベーション・エコシステム」の核となる施設を目指す。

同施設の開設にともない、イノベーションの取り組みやサポートを行う産学金官それぞれが主体となり、さまざまな講演、パネルディスカッション、ワークショップを行う「オープニングウィークイベント」を3月31日まで開催する。


同県では、「イノベーション立県」を掲げ、新たなビジネスを生み出す人材を育成する「イノベーション・ハブ」の取り組み（イノベーション・トーク、イノベーターズ100、イノベーションリーダー養成塾など）や、創業支援、企業支援、地域のクリエイティブ活動の支援などを行っており、同取り組みもその一環。

今回オープンした同施設には、シニアコーディネーターを中心に、スタートアップ支援や新規事業創出支援、IPO支援など、さまざまな資質・能力を持つコーディネーターが常駐。
利用者の多様なニーズや相談に対応できる体制を構築するとしている。

施設内には、ライブラリやミニキッチン等を具備し、多彩なワークショップを開催できるワークショップエリア、最大80名までのセミナーやイベントが開催可能なセミナーエリア、3Dプリンターやレーザーカッター等が利用可能なFabエリア、イノベーションのチャレンジによって生まれた商品などを展示・販売を行い、マーケティング・販売テストなどに利用出来るマルシェエリアを設置した。

「イノベーション・ハブ・ひろしまCamps」の所在地は広島市中区紙屋町1‐4‐3 エフケイビル1階。
オープン時間は10時～20時（イベント等により時間変更の場合あり）。
定休日は水曜日、年末年始。
施設の利用は会員制、登録無料。
駐車場なし。