【ニュース】 名古屋市、重要伝統建造物群保存地区の有松地区で、有松・桶狭間の観光案内拠点2ヶ所を1月15日に開設 愛知県名古屋市

2017.01.16
名古屋市観光文化交流局観光推進室は、2016年7月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された有松地区で、2ヶ所の観光案内拠点「観光案内処(東)有松・桶狭間めぐり案内処」「観光案内処(西)コミュニケーションラボ有松-観光案内&イベントスペース-」を1月15日にオープンした(運営受託は株式会社JTB中部)。

同施設の開設は、同地域の観光資源である「有松4つの宝」(町並み・絞り・山車・桶狭間古戦場)を活用し、「北の名古屋城」「南の有松桶狭間」と並び称される観光地化を目指す取り組みの一環。

今後、新たな観光魅力の創出として、名古屋市出身の光の切り絵アーティスト・酒井敦美氏による有松・桶狭間地区をイメージした「光の切り絵作品の投影」により、古民家や蔵などの古い町並みを色鮮やかに染める「光の切り絵イベント」等の開催を予定している。

「観光案内処(東)有松・桶狭間めぐり案内処」のコンセプトは「古きを楽しむ体感型観光案内」。
明治28年(1895)年に棟上された「服部良也邸」に開設。
当時の建物内を見学しながら、有松・桶狭間の魅力を知ることができるという。
土日(不定期)には、同施設の改修をテーマにした「古民家改修ワークショップ」の開催等、昔の生活を体感できる古民家の再生プロジェクトを進める。
「観光案内処(東)有松・桶狭間めぐり案内処」の所在地は名古屋市緑区有松2345。
営業時間は10時~17時(金・土・日曜、祝日)。

「観光案内処(西)コミュニケーションラボ有松-観光案内&イベントスペース-」のコンセプトは「時代と世代をつなぐ観光案内」。
寛政3年(1791年)に棟上、現在は薬局跡が残り昭和レトロ・OLDNEW(古いが新しい)を感じさせる「旧山田薬局」に開設。
地元アーティストの展覧会やワークショップ等、地域との連携企画を通じ、新しい価値観や人との出会いが生まれるような場所として展開する。
「観光案内処(西)コミュニケーションラボ有松-観光案内&イベントスペース-」の所在地は名古屋市緑区有松1811。
営業時間は10時~17時(金・土・日曜、祝日)。