【ニュース】 JR東日本、クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」の旅の出発・帰着駅となる上野駅整備計画で、ラウンジ「プロローグ四季島」と専用ホームを新設 東京都台東区

2016.12.07
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、冨田哲郎社長)は、クルーズトレイン「TRAIN SUITE(トランスイート)四季島」の旅の出発・帰着駅となる上野駅(東京都台東区)に、新たに出発前・帰着後のひと時を過ごすラウンジ「プロローグ四季島」と、乗車客だけが使用する専用ホーム
(通称:「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」)を新設する。

クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」は、出発駅を旅の起点とし、また同じ駅に帰着するまでのクルーズを一つの物語として捉え、「上質な体験」として提供する列車。
同ラウンジと専用ホームでは、これからの旅の始まりを予感させる出発の場として、また名残惜しむ帰着後を過ごす場として、「TRAIN SUITE 四季島」が提供する特別な世界を楽しめるようにするとしている。
20161207JR東日本

ラウンジ「プロローグ四季島」は、出発と帰りの際の寛ぎの場所として、
「TRAIN SUITE 四季島」が入線する上野駅13番線ホーム上に設置。
出発までの時間に、利用客とこれからの旅へ誘うクルーやスタッフとの語らいの場所として利用できるほか、列車帰着後には「この旅がまだ続く旅」であることを感じてもらいながら、フェアウェルパーティを行う。

また、「四季島スイート」「デラックススイート」の利用客には専用のハイヤーが指定箇所まで出迎え・見送りをする(「スイート」の利用客も追加代金で利用可能)。
上野駅正面玄関口近くに専用のハイヤー乗降場所を設けてクルーやスタッフが迎える。
あわせて、利用客の車を旅行中に預かるバレーサービスも用意。
上野駅の乗降場所で車を預かり、帰着時まで大切に保管、帰着の際には、時間に合わせて乗降場所へ回送するという。

「TRAIN SUITE 四季島」の発着には、かつて東北・北海道方面の寝台列車が使用していた 上野駅13番線を使用するが、利用客には13番線と14番線の間に新設する「TRAIN SUITE 四季島」専用ホーム(通称:「新たな旅立ちの13.5番線ホーム」)から乗降してもらう。
列車が13番線に入線後、利用客は「プロローグ四季島」からクルーの案内により、専用ホームに入場し、5号車のラウンジカーにあるエントランスから 「TRAIN SUITE 四季島」へ乗車する。
乗車する利用客だけが味わえる特別な空間を用意し、旅への期待をますます高められるように演出するとしている。

なお、「TRAIN SUITE 四季島」の旅の申し込み受付は、2017年5~8月出発分は抽選の上、完売。
現在、申し込み可能なのは、2017年9~11月出発分となり、申し込み期間は2016年11月1日~2017年1月6日となる。
ホームページ上または、請求した資料に同封されている申込書で要申し込み。