【ニュース】 NEXCO中日本など、土岐南多治見ICの隣接地に複合商業施設「テラスゲート土岐」を2015年春オープン、高速道路外で地元自治体と連携して行う初の大規模地域開発 岐阜県土岐市

2014.12.19
中日本高速道路株式会社(名古屋市中区、宮池克人代表)と、グループ会社のNEXCO中日本開発株式会社(名古屋市中区、伊藤浩社長)はこのほど、東海環状自動車道の土岐南多治見インターチェンジ隣接地で建設中の複合商業施設の名称を「テラスゲート土岐」(岐阜県土岐市)に決定、2015年春にオープンすると発表した。
同施設は、「高速道路沿線自治体と連携した地域開発」という開発コンセプトを念頭に、土岐南多治見ICの隣接地で土岐市と連携した複合商業施設。
地域連携施設、温浴施設、地域密着型ショッピングセンターで構成する。
あわせてNEXCO中日本グループが運営する地域連携施設は「まちゆい」に、温浴施設は「よりみち温泉」に名称を決定した。
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「テラスゲート土岐」という名称は、地域住民の憩い場としての「テラス」、東濃地方の玄関口である「ゲート」を組み合わせたもの。
土岐市だけでなく、東濃地方全体の魅力を発信していくとしている。
地域連携施設・地域セレクトショップ「まちゆい」では、土岐市による観光案内、美濃焼きにまつわる体験メニューや各種セミナーを開催するほか、地元岐阜県産の材料や製法にこだわって作ったお菓子・酒・調味料などの食料品を販売、高速道路ネットワークを活用して広域の個性豊かな特徴ある商品も取り揃える。
「まち」を「結う」という想いを込めて、「まちゆい」と名付けた。
温浴施設・日帰り天然温泉「よりみち温泉」は、日帰り天然温泉に加え、岩盤浴・レストラン・リラクゼーション・カフェなどを用意した滞在型の温浴施設。
温泉には、天然温泉の他、人口炭酸を溶け込ませた「炭酸泉」、ジェットバスや電気マッサージによる「回遊風呂」、美濃陶器でできた「つぼ湯」などを用意。
岩盤浴は7種類用意した。
「子供の頃のように、気ままにゆったりと、思い思いの時間をすごしてもらいたい。」という想いを込めて「よりみち温泉」と名付けた。
「テラスゲート土岐」の所在地は岐阜県土岐市土岐ヶ丘4丁目、交通は東海環状自動車道「土岐南多治見IC」隣接。
敷地面積は約5.6ha、建物規模は約4,400坪、駐車場は約900台。
利用客数見込は年間約170万人。