【ニュース】 日鉄ソリューションズと松本市、「上高地の管理運営体制構築の研究に関する連携協定書」を締結 長野県松本市

2026.05.08
日鉄ソリューションズ株式会社(東京都港区、玉置和彦社長)と松本市(臥雲義尚市長)は2026年4月28日、「上高地の管理運営体制構築の研究に関する連携協定書」を締結した。

両者は同連携協定に基づき、自然環境の保全と観光利用の両立という課題に対し、テクノロジーを活用した持続可能な管理運営体制のあり方について共同で研究を進めるとしている。



上高地は、文化財保護法に基づく国指定文化財(特別名勝及び特別天然記念物)であり、自然公園法に基づく国立公園として、国内外から年間多くの来訪者が訪れる日本屈指の自然景勝地。
近年は、観光需要の高まりに伴い、来訪者数が増加する一方で、利用者の多様化に起因する遭難事案の増加など、管理運営上の課題が顕在化しており、持続可能な体制の整備が喫緊の課題となっている。

こうした状況を踏まえ、同市では利用者負担(入域料)制度の導入を含む新たな財源確保や、入域者管理の枠組みについて検討を進めてきた。
上高地は公共交通のみでアクセス可能という地理的条件を有することから、入域料の徴収・管理にあたっては、交通手段との連携が不可欠となる。

日鉄ソリューションズは、これまで培ってきた情報通信技術とシステム開発の知見を活かし、入域料の決済や交通予約・利用までをシームレスにつなぐデジタル基盤の構築を視野に入れた研究を同市とともに進めるため、今回、同連携協定を締結したという。