【ニュース】 関電不動産開発など、物流施設「(仮称)KRD Logistics 京都向島」の開発に着手 京都府京都市

2025.09.11
関電不動産開発株式会社(大阪市北区、福本恵美社長)・住友商事株式会社(東京都千代田区、上野真吾社長)・SMFLみらいパートナーズ株式会社(東京都千代田区、上田明社長)の3社はこのほど、関電アセットマネジメント株式会社(東京都中央区、内田博司社長)が立ち上げた京都向島開発特定目的会社への共同出資を通じ、物流施設「(仮称)KRD Logistics 京都向島」(京都市伏見区)の開発に着手した。

同施設は、国道1号線や第二京阪道路に近接し、京滋バイパス「久御山」ICより約1.8km、第二京阪道路「巨椋池」ICより約0.8kmの立地。
また、計画地を含む一帯は、地域未来投資促進法に基づく第2期京都府京都市地域未来投資促進基本計画の重点促進区域に指定されており、同事業は同法を活用した事業となる。

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同施設の建物は、地上4階建て・延床面積約1万6,000坪のマルチテナント型物流施設。
1階と2階にバースを備え、2階バースにはスロープで直接アクセスすることが可能。

施設内にはカフェラウンジを備え、施設で働く人々の職場環境にも配慮する。

また、BELS評価の最高ランク「6つ星」、「ZEB Ready」認証の取得を目指すとともに、屋根上に太陽光発電設備(約1,400kW)を設置予定。

なお同施設は、関電不動産開発による物流ブランド「KRD-Logistics」としては、京都府での第1号案件となる。

「(仮称)KRD-Logistics京都向島」の所在地は京都市伏見区向島上五反田4番他。
敷地面積は約2万4,000㎡、延床面積は約5万2,000㎡。
構造・規模は鉄骨造・地上4階。
竣工は2027年夏(予定)。