【ニュース】 東北6県の地場建設会社7社とみずほ銀行、「東北アライアンス建設株式会社」を設立、県境を越えた連携で共創 福島県郡山市
2025.06.24
隂山建設株式会社(福島県郡山市、隂山正弘代表)は、東北6県を代表する地場建設会社6社、株式会社みずほ銀行(東京都千代田区、加藤勝彦頭取)と共に「東北アライアンス建設株式会社」(福島県郡山市、隂山正弘代表)を2025年6月30日(予定)に設立する。
同プロジェクトは、地域建設業各社が直面する構造的課題に対し、県境を越えた連携によって解決を図る取り組み。
東北地域の経済活性化と将来への価値継承を目的としている。
地域に根ざした建設企業が連携することで、単独では困難だった「広域プロジェクトへの対応」や、「デジタル化・DX化推進」、「大規模災害発生時の迅速な対応力の強化」を実現するという。
また同プロジェクトには、金融機関としての専門性と広範なネットワークを持つみずほ銀行が参画。
信用力の補完にとどまらず、経営強化の観点からも東北アライアンス建設を支援、地域での新たなサプライチェーンの構築やアライアンス形成に貢献するとしている。
さらに、みずほ銀行のイノベーションネットワークを活用、中堅・中小建設企業でのDX推進のモデルケースとして、生産性の向上やコスト最適化を目指す。
東北アライアンス建設は今後、単独ではなく共創による「新たな地域価値の創出」と「持続的な成長」の実現を掲げ、地方建設業の次代を担う存在として、これからの地域づくりを支えるという。
「東北アライアンス建設株式会社」の本店所在地は福島県郡山市。
発行株式数は1万4,000株(総額1億4,000万円)。
資本金は7,000万円、資本準備金は7,000万円。
構成企業は隂山建設株式会社(福島県)、大森建設株式会社(秋田県)、幸栄建設株式会社(山形県)、株式会社タカヤ(岩手県)、株式会社深松組(宮城県)、株式会社藤本建設(青森県)、株式会社NICHIUN(青森県)。