【ニュース】 三井不動産、空のモビリティ用離着陸場「バーティポート」の開発・運営事業の立上げに着手 東京都中央区
2025.06.18
三井不動産株式会社(東京都中央区、植田俊社長)は、空のモビリティ産業の創造・発展と日本の国際競争力強化に向け、空のモビリティ用離着陸場「バーティポート」の開発・運営事業の立上げに着手する。
同社は今後、空のモビリティの社会実装に向け、トヨタ自動車株式会社、朝日航洋株式会社、ANAホールディングス株式会社をはじめとした様々な重要ステークホルダー、政府・地方自治体等と連携するという。
空のモビリティは、「電動」「低騒音」「垂直離着陸」等の特徴を持ち、新たな空の移動手段として、都市部他に入り込み、移動時間の短縮や、新たな体験創出等の価値を生み出すことが期待されるモビリティ。
空のモビリティの安全性と環境適合性の認証プロセスが進捗し、機体開発が量産化フェーズに近づく中、実装に向けた重要なアクションのひとつが、インフラとなる「バーティポートの整備」とされている。
こうした中、同社では、築地地区まちづくり事業(東京都中央区)や、三重県・伊勢志摩地区での具体プロジェクトを皮切りに、国内外で同社が開発・運営するアセットや今後の開発プロジェクト等でバーティポートを整備。
合わせて、離着陸管理等の新たな運営管理業務を担う体制づくりも検証を通じ具体化、開発から運営までの一体的な事業の構築を加速させ、日本での空のモビリティ産業の創造に貢献するとしている。