【ニュース】 NTT都市開発、⼤阪・法円坂ホテル計画「パティーナ⼤阪」を竣⼯、5月1日に一般開業 大阪府大阪市
2025.03.10
NTT都市開発株式会社(東京都千代⽥区、池⽥康社長)は2025年2⽉28⽇、開発を進めていた⼤阪・法円坂ホテル計画「パティーナ⼤阪」(大阪市中央区)を竣⼯した。
4⽉16⽇~30⽇にプライベートイベントを開催、5月1日に一般開業する。
同ホテルは、⼤阪城公園と難波宮跡公園に近接し、⼤阪城や⼤阪都⼼部を⼀望できる⽴地。
建物は地上21階・延床⾯積約3万8,940㎡で、客室は標準⾯積50㎡の全221室、スパ・フィットネス・レストラン・バンケットホールなどを完備した。
「パティーナ」は、世界有数のラグジュアリーホテル・リゾート・サービスレジデンスを⼿掛けるカペラホテルグループ(シンガポール、クリスティアーノ・リナルディ社長)のライフスタイルブランド。
今回開業する同ホテルが⽇本初上陸となる。
⼤阪城・難波宮遺跡など、⽇本を象徴する歴史が刻まれた⼟地の記憶からインスピレーションを受け、⼤阪城の⽯垣をホテル外壁や客室内アートのモチーフとして取り込むなど、⼟地との繋がりを感じられる要素を随所に散りばめた。
また、⼤阪城天守閣の真正⾯に位置していることに配慮し、緑豊かな周辺環境の中に静かにたたずむシンプルなファサードデザインとしている。
⼤阪城公園や難波宮跡公園の緑地と連続した歩⾏者空間を整備、周辺との調和や回遊性を促すという。
なお、隣接する難波宮跡公園(北部ブロック)では、NTT都市開発を代表構成員とするグループが、難波宮の後期内裏正殿基壇部・回廊の復元、公園の利便性を⾼める商業施設「なノにわ」や駐⾞場などの整備(2025年3⽉開業・開園予定)を行っており、街区全体の価値向上に取り組んでいるという。
法円坂ホテル計画「パティーナ⼤阪」の所在地は大阪市中央区馬場町3番91号、大阪メトロ谷町線・中央線「谷町四丁目」駅より徒歩約8分、JR大阪環状線「森ノ宮」駅より徒歩約10分。
敷地面積は約4,900㎡(特定街区全体:約1万3,600㎡)、延床面積は約3万8,940㎡。
階数は地上21階・地下3階。
客室数は全221室。