【ニュース】 シダックス大新東ヒューマンサービス、三原市と「災害時における温かい食事提供の協力に関する協定」を締結 広島県三原市
2025.01.21
シダックスグループで自治体サービス(観光施設や図書館の運営、学校給食、学童保育等の業務)のアウトソーシングを担うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(東京都渋谷区、山田智治代表)は2025年1月17日、三原市(岡田吉弘市長)と「災害時における温かい食事提供の協力に関する協定」を締結した。
同締結により、同社が自治体と災害協定を締結するのは21件目
(2025年1月現在)となる。
広島県の南東部にある同市は、新幹線の停車駅や山陽自動車道の交通機関が集結し、北部には山地・丘陵地域が広がるまち。
同社は2022年4月より同市北部共同調理場で調理業務の受託運営を行っており、同市内の小中学校に1日約600食を提供している。
今回の同協定は、同市北部共同調理場の学校給食施設を活用し、災害時に市民へ迅速に食事を提供することを目的としたもの。
同社は、2024年1月に発生した令和6年能登半島地震で、発生直後より全国のスタッフを現地に派遣、受託運営する道の駅で炊き出し支援を行ったほか、グループ内の他の事業会社とも連携し、物資の輸送も含め被災者支援活動を行っている。
また同社はこれまで、全国の20自治体と災害時の給食支援協定を締結。
同社が培ってきたノウハウと、グループをあげての災害時の支援活動の経験を活かし、同市でも災害時に迅速に食事提供を行うスキームを構築したという。