【ニュース】 グッドマンサービス、「防災観光地」を紹介する特設サイト「Evacuation Site seeing 防災観光地」を公開 東京都千代田区
2024.12.23
全国のホテルや旅館にリゾートバイトという形で人材派遣を行っている株式会社グッドマンサービス(東京都千代田区、月花拓美社長)は2024年12月20日、特設サイト「Evacuation Site seeing 防災観光地」を公開した。
同サイトは、観光地の新たな魅力を発信しながら、災害時の助けとなる情報を提供するため、「観光」と「防災」の二面性を持つ「防災観光地」を紹介するもの。
観光地の魅力を楽しみながら防災への意識を高め、日本の観光振興と防災啓発の両面から、地域振興につなげたいとしている。
掲載施設のうち、「石巻市複合文化施設(マルホンまきあーとテラス)」(宮城県石巻市)は、ホールや博物館、アトリエなどの機能を持つ地上4階建ての複合文化施設。
東日本大震災により被災した石巻文化センターと石巻市民会館の機能を統合したもので、三角屋根の建物が立ち並ぶ昭和初期の象徴的な風景を発展の象徴と捉え、継承する石巻復興のシンボルとなっている。
「錦タワー」(三重県大紀町)は、津波災害から生命を守る「安心」の塔として地域住民から親しまれる5階建ての緊急避難タワー。
平時は1階が消防倉庫、2階が地区住民の集会所として機能、3階では東南海地震津波被災時等の写真や防災資料を展示し、防災意識啓発の提供の場として整備されている。
「交流館津波避難タワー」(静岡県磐田市)は、観光防災を体現する津波避難タワー。
隣接する「渚の交流館」には、遠州地域の新鮮な魚や野菜を味わえる飲食店や物販店があり、海辺にちなんだ体験教室や地域産業の魅力を体験できるイベントも開催、タワーは土日祝日には見学も可能としている。
なお同社では、防災観光地を多くの人々に知ってもらうため、賛同する宿泊施設にポスターの掲出を予定しているという。