【ニュース】 国営吉野ヶ里歴史公園、特別企画展「よみがえる邪馬台国」を9月21日~11月10日に開催 佐賀県吉野ヶ里町

2024.08.22
JR九州エージェンシー株式会社(福岡市博多区、盛澤篤司社長)は、管理委託業務に参加する国営吉野ヶ里歴史公園(佐賀県吉野ヶ里町)で、2024年9月21日~11月10日の期間、特別企画展「よみがえる邪馬台国」を開催すると発表した。

16回目となる今年は、シリーズ「倭人伝のクニを探る」の第6弾として、「魏志倭人伝」に九州への大陸文化流入の玄関口として記された伊都国(現在の福岡県糸島市周辺)に焦点をあて、その全貌に迫るという。

今回の展示では、弥生時代に大陸文化流入の玄関口として重要な位置を占め、「魏志倭人伝」に記載された「伊都国」に想定される同市周辺の弥生時代の拠点集落や王墓などを紹介。
併せて、紀伊水道に面し、古来より畿内とのつながりが強く全国有数の銅鐸出土地でもある四国の阿波地域(徳島県)の弥生時代の遺跡も紹介する。

また、9月29日には特別企画展記念フォーラムを開催、邪馬台国九州説と近畿説双方の基調講演・討論を行うという。

特別企画展「よみがえる邪馬台国 倭人伝のクニを探るⅥ~邪馬台国と伊都国~」の開催日時は2024年9月21日~11月10日の9時~17時。
開催場所は吉野ヶ里歴史公園(佐賀県吉野ヶ里町)歴史公園センター「多目的ルーム」など。
観覧無料(入園料は別途必要)、入園料は大人460円・中学生以下無料・65歳以上200円。