【ニュース】 マチアケ、中高年層のシェアハウス需要に向け、新しいシェアハウスブランド「SolaSumika」を開発、第1弾となる「SolaSumika六甲」を3月1日にオープン 兵庫県神戸市

2024.02.09
神戸市内で国際交流シェアハウス12棟を運営する株式会社マチアケ(神戸市長田区、玉井智洋代表)は、中高年層のシェアハウス需要に向け、新しいシェアハウスブランド「SolaSumika」を開発、第1弾となる「SolaSumika六甲」(神戸市灘区)を2024年3月1日にオープンする。

同社によると、シェアハウスは、2010年代より流行し、安価で交流が楽しめることから、20代・30代を中心に新たな居住形態のひとつとして定着。
一方、40代・50代の単身者にとって、シェアハウスは若者中心でハードルが高く、1人暮らしで孤独を感じながらも、こうした層が求めるゆとりある暮らしを提供するシェアハウスは無かったという。

同新ブランドは、日本の職人芸と自然、広々とした間取りをハウスに組み込み、上質を知る40代・50代のシェアハウスニーズに対応した住宅で、18歳から入居可能としている。

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第1弾となる「SolaSumika六甲」では、平均16㎡の広い個室に加え、国産畳専門店「奥井畳店」(神戸市灘区、奥井啓成代表)協力の下、環境浄化微生物を使用した栽培方法で地球にも身体にも優しい「無染土畳表」を導入。

共用部にも、株式会社柿下木材工業所(岐阜県高山市、柿下孝司代表)による飛騨春慶塗を活用した木材照明「MOARE」や、張替が不要でエコロジーな壁紙オガファーザー、自然由来の成分のみを使用した塗料などを使用した。

なお同物件は、空き家解決型のサービス「アキサポ」を運営する株式会社ジェクトワン(東京都渋谷区、大河幹男代表)が所有者から借り、それをマチアケに転貸している物件。
平成初期に建てられた豪邸で、本来であれば建替えられる可能性があったが、空き家問題の解消や建替えによる産業廃棄物の発生を防ぐとともに、上質な素材を使用することでで長く使ってもらえる建物に改修したという。

「SolaSumika六甲」の所在地は神戸市灘区高羽町3丁目4-14、交通はJR神戸線「六甲道」駅より徒歩15分、阪急神戸線「六甲」駅より徒歩10分、(神戸大学六甲キャンパス至近)。
敷地面積は199.04㎡、延床面積は166.31㎡。
構造・規模は軽量鉄骨瓦葺・2階建。
建築時期は1996年5月。
居住人数は5名。
家賃は月額4万6,000円~5万4,000円。