【ニュース】 西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合、参加組合員予定者を東急不動産に決定、住宅・大規模商業・ホールの複合再開発、駅とデッキで接続 東京都荒川区
2023.10.17
西日暮里駅前地区市街地再開発準備組合(東京都荒川区、村田常彦理事長)は、西日暮里駅前地区(東京都荒川区)の市街地再開発事業で参加組合員予定者の選定を実施、参加組合員予定者を東急不動産株式会社(東京都渋谷区、星野浩明社長)に決定した。
同地区は、JR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナーの4路線が結節する地区。
近接する「日暮里」駅からは成田空港へダイレクトにアクセス可能で、外国人観光客からも人気の「谷根千エリア」や文京エリアも徒歩圏にある。
一方、周辺では広場や緑が不足し、相応の築年数を経過している建物が多く、安全性・防災性の課題があるという。
同再開発事業では、こうした課題を解決し、更なる魅力を高めるため、住宅・大規模商業施設・ホール(コンベンション施設)・事務所・文化交流施設・保育施設・屋上庭園など、新旧の魅力が融合した街づくりを目指す。
今回、参加組合員予定者に決定した同社は、これまでに培ってきた複合再開発事業でのノウハウと経験に加え、グループ全体で持つ幅広い事業領域を活かすことで、地権者や周辺地域の人々、事業関係者と共に、東京の新たなランドマークとなるまちづくりの実現に貢献するとしている。
「西日暮里駅前地区市街地再開発事業」の所在地は東京都荒川区西日暮里5丁目32番他、交通はJR山手線・京浜東北線、東京メトロ千代田線、都営日暮里・舎人ライナー、各路線の「西日暮里」駅より徒歩1~3分程度(デッキ整備予定)。
地区面積は約2万3,000㎡、延床面積は住宅棟が約11万㎡(地上
47階建程度)・商業棟が約5万㎡(地上11階建程度)。
用途は住宅・店舗・事務所・文化交流施設・保育施設・コンベンション施設・駐車場等。
今後のスケジュール予定は、組合設立認可が2024年度、権利変換計画認可・解体工事着手が2025年度以降、竣工が2030年度。