2022.12.07
NTT都市開発株式会社（東京都千代田区、辻上広志社長）とグループ企業でホテル経営を手掛けるUDホスピタリティマネジメント株式会社（東京都千代田区、佐山義幸社長）は、開発を進めている「横浜日本大通りプロジェクト」（横浜市中区）内のホテル名称を「シタディーンハーバーフロント横浜」（アスコット社のホテルブランド、本社：シンガポール、ケビン・ゴー最高経営責任者）に決定、2023年6月14日（予定）に開業する。

同プロジェクトは、地下鉄みなとみらい線「日本大通り」駅至近に位置し、ホテルと商業テナントを有する施設。
神奈川県庁をはじめとする官公庁や横浜スタジアム・山下公園・横浜中華街などの観光名所も徒歩圏内にある。
また、同計画に合わせ、同駅の出入口を同敷地内に新設、大さん橋や山下公園方面へのアクセスを向上させるという。

かつてこの地には横浜電話交換局があり、1890年に横浜～東京間で日本初の電話交換業務が開始されたことから、「電話交換創始の地」として知られている。
NTTグループとしても歴史的にゆかりのあるこの地で、同プロジェクトを通じ、新たに人と人との繋がりを創出するという。

同ホテルでは、1泊からの利用に適したスタジオタイプの客室のほか、全242室に電子レンジ、約半数の客室にキッチンや洗濯乾燥機を備え、短期・長期滞在ともに対応。
一部客室からは横浜ベイブリッジ・大さん橋などのハーバービューや、晴れた日には富士山なども眺望可能で、24㎡～93㎡の客室でゆったりと過ごせるとしている。

ホテル内では、2つの会議室、フィットネスジム、屋外テラスにアクセスできるラウンジを建物中間層に設置。
ホテルデザインは、港町ならではの海に近い環境を意識し、客室の壁面をはじめ、館内のいたるところに横浜を感じさせるアートを配置するほか、ホテル共用部の壁面には、横浜らしさを感じるレンガ積みの雰囲気を採用、この場所ならではの空間を実現するという。

「横浜日本大通りプロジェクト」の所在地は横浜市中区日本大通5番2。
敷地面積は1,593.17㎡、延床面積は約1万3,800㎡。
構造は鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造。
規模は地上17階・地下2階。
用途はホテル（242室）・店舗（2区画）、付帯施設は会議室・ジム・ラウンジ・コインランドリー。
開業は2023年6月14日（予定）。