2022.04.21
西日本鉄道株式会社（福岡市博多区、林田浩一社長）は、2022年7月1日より、福岡市と長門湯本温泉（山口県長門市）を結ぶ高速バス路線「福岡～長門湯本温泉線」を新設する。

長門市は2016年8月に「長門湯本温泉観光まちづくり計画」を策定、観光需要獲得に向け、官民一体となって温泉街全体の観光まちづくりに取り組んできた。
2020年度グッドデザイン賞、2021年度都市景観大賞なども受賞しており、今後の観光需要の高まりが期待される、全国的にも注目の温泉地だという。

今回新設する同路線は、片道運賃4,000円で、運行便数は1日1往復。
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種も進み、徐々に乗客の移動も増えつつあるなか、同路線の新設を通じ、観光需要の喚起を図りたいとしている。

なお、新設にあたっては、同路線の愛称を募集（2022年5月10日まで、応募は同路線特設サイトより）するほか、高速バス往復乗車券と長門湯本温泉街クーポンがセットになった企画乗車券も検討。
その他、運行開始を記念したキャンペーンや、4月1日に開設した西鉄高速バス公式Instagram等を通じたSNSキャンペーンも企画しているという（詳細が決まり次第発表予定）。

高速バス路線「福岡～長門湯本温泉線」の運行開始日は2022年7月1日（予約開始は2022年6月1日より）。
運行経路は博多バスターミナル～西鉄天神高速バスターミナル～長門湯本温泉～長門市役所前～センザキッチン。
運行便数は1日1往復、所要時間は約2時間45分（西鉄天神高速バスターミナル～長門湯本温泉間）。
運賃は片道4,000円・往復7,000円（WEB限定）。