2022.01.20
株式会社NearMe（ニアミー、東京都中央区、髙原幸一郎代表）・京急中央交通株式会社（神奈川県横須賀市、沼田英治社長）・京浜急行電鉄株式会社（横浜市西区、原田一之社長）の3社は、2022年1月20日～2月19日の期間、三浦市でAIオンデマンド相乗りシャトル「三浦三崎シャトル」の実証実験を実施する。

「三浦三崎シャトル」は、WEBサイトから出発地・目的地・人数・利用希望日時を入力すると、配車可否がメールで届き、三浦・三崎地区を周遊しているニアミーが運営するオンデマンド相乗り配車サービス「スマートシャトル™」に乗車できるというもの。
同市内では乗り降り自由、料金は無料で、観光で同市を訪れた人も、同市在住者も利用できるという。

同市内は、特定エリアへの観光客の集中や、マイカー利用が多いことなどから、道路の混雑が課題となっていた。
今回の同取り組みでは、通常の公共交通機関ではアクセスしづらい魅力的なスポットへのアクセスが可能となり、観光客の回遊性の向上・分散化を図る。

また、京浜急行電鉄が提供する観光型MaaS「三浦COCOON（コクーン）」を合わせて活用することで、割引きっぷや同市内のアクティビティなどを組み合わせた「すごしかた」も可能になるという。
なお、同取り組みは、観光庁「令和2年度第3次補正予算 既存観光拠点の再生・高付加価値化推進事業（事業者連携型）」に採択された取り組みの一環として行う。

「三浦三崎シャトル」の運行日時は2022年1月20日～2月19日の8時～20時。
運行エリアは三浦市全域（三崎港、城ヶ島、油壺、三崎口駅、三浦海岸駅他、エリア内乗り降り自由）。
運行台数は2台、最大人数は6名（相乗りでの運行）。
利用料金は無料。
今回の実証実験での各社の役割は、ニアミーが予約・運行管理システム提供と旅行業におけるツアー構築、京急中央交通がジャンボタクシー車両運行、京浜急行電鉄が観光型MaaS「三浦COCOON」の活用。