【ニュース】 JR東日本とさとゆめ、共同出資会社「沿線まるごと株式会社」を設立、JR青梅線で沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」などを本格展開 東京都奥多摩町

2021.11.22
東日本旅客鉄道株式会社(東京都渋谷区、深澤祐二社長)と株式会社さとゆめ(東京都千代田区、嶋田俊平社長)は、共同出資会社「沿線まるごと株式会社」を設立する。

さとゆめは、JR青梅線「東京アドベンチャーライン」沿線の無人駅や、沿線に点在する空き家をホテル客室に改修し、沿線全体をホテルに見立てる沿線活性化事業「沿線まるごとホテル」を、JR東日本八王子支社と共に取り組んできた。
今回、地域に根差した事業運営に蓄積のあるJR東日本と、地域資源の高付加価値化に取り組んできたさとゆめが両社のノウハウを活用した共同出資会社を設立することで、本格的に事業展開を図る。

共同出資会社では、JR青梅線沿線での「沿線まるごとホテル」の事業立ち上げ・運営を継続していくため、同線無人駅の「鳩ノ巣」駅を観光拠点として改修・整備。
古民家ホテル利用客向けのチェックインスペースや、同線沿線の集落ホッピング起点・情報発信・交流拠点として活用する。
同駅が位置する棚沢集落には、地元食材を使用した料理が楽しめる飲食店が複数あり、多摩川の川辺に下りられる「鳩ノ巣渓谷」を有することから、棚沢集落の体験・アクティビティ拠点としての機能も付加していく予定だという。

また、「沿線まるごとホテル」の宿泊プランを試験的に販売する実験ツアーを、前回(2021年2月~4月)とは異なる時期と集落で実施する予定。
多摩エリアの食を支える生産者の「想い」から楽しんでもらう「多摩ガストロノミーツアー」も実施する。
古民家ホテル事業については、同線沿線で2022年度内に古民家(空き家)を改修し、2023年に古民家ホテルとして宿泊事業サービスを開始する想定で、その後、同線沿線で順次改修・開業し、
2026年には全5~8棟で宿泊事業を稼働する予定。

将来的には「沿線まるごとホテル」等の地域事業モデルを同線沿線以外でも検討し、2040年までにJR東日本管轄エリア内30地域以上で地域特性に応じた地域事業創出を目指すという。

「沿線まるごと株式会社」の所在地は東京都西多摩郡奥多摩町棚沢(予定)。
資本金等は7,500万円(資本金3,750万円・資本準備金3,750万円)、株主構成はさとゆめ 53.3%・JR東日本46.7%。
設立時期は2021年12月上旬(予定)。
事業内容は古民家宿泊事業(空き家改修から宿泊事業運営)、地域観光事業(地域ガイド運営・地域体験運営)、小売り・eコマース事業(地産品販売)、その他サービス事業(伴走型地域課題解決コンサルティング)など。