【ニュース】 豊後高田市で秋の「新そば」が解禁、特有の香りと風味を市内の認定店11店舗で提供 大分県豊後高田市

2021.11.22
西日本有数のそば産地として知られている豊後高田市(佐々木敏夫市長)では11月20日、秋の「新そば」が解禁となった。

豊後高田市の新そばは、「挽きたて、打ちたて、茹でたて」に「採れたて」が加わった「4たて」が特徴。
春そば(6月頃)・秋そば(11月頃)の解禁時期には、特有の香りと風味を同市内の「豊後高田そば認定店(11店舗)」で味わえるとしている。

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同市では、豊後高田そばの認定店制度を設けており、認定を受けるには「そば打ち職人養成講座」の修了生となるか、「豊後高田そば道場」で一定以上の技術を習得している必要があるという。
なお、豊後高田そば生産組合が開設した「豊後高田そば道場」では、自分で打ったそばの試食もできる「そば打ち体験」や、本格的にそば打ち技術を習得したい人向けの「そば打ち指導」を開催している。

年2回(春・秋)の新そばが味わえる豊後高田そばのうち、「秋そば」は奥深い味わいが特徴。
今年の秋そばの作付面積は約45haで、8月中旬の長雨の影響により、種まきが1週間ほど遅れたが、その後は天候に恵まれ順調に生育。
11月上旬から成熟を迎えたそば畑では刈り取りが進められ、今年は約25トンの収穫を見込んでいる。