【ニュース】 山形県、スタートアップ支援の拠点となる複合型コワーキングスペース「スタートアップステーション・ジョージ山形」を山形駅直結のビルで11月18日にオープン 山形県山形市

2021.11.11
山形県(吉村美栄子知事)は、スタートアップ支援の拠点となる複合型コワーキングスペース「スタートアップステーション・ジョージ山形」をJR「山形」駅直結のビル「霞城セントラル」(山形県山形市)で2021年11月18日にオープンする。
県の支援によるコワーキングスペースの設置は、東北では初だという。

同スペースは、同県がこれまでにも行ってきた創業支援と、オープンイノベーションを加速させる場としてのコワーキングスペースを結合させることで、集まる人が新たなビジネスを創り、新たなビジネスが新たな人を呼び込む好循環を目指すというもの。
施設内にはフリーアドレスを導入し、座席数は約50席、ミーティング会議などが実施できる個室を3室完備するなど、様々な人のニーズに対応する。

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施設愛称「ジョージ山形」は、2020年秋に誕生した山形県非公式V-tuber「ジョージ・ヤマガタ」氏に由来したもの。
県民だけでなく、県外の人々に対しても、同施設をきっかけに同県とつながってもらい、イノベーションを創出していきたいとの思いで命名した。

同施設では、起業関心者が最初に訪れる窓口として、アイディア段階からの起業相談への対応をはじめ、起業に関心を持つ人のビジネスアイディアを具体化するための助言を行う。
その他、イベントの開催や大学と連携した公開講座・ゼミの実施により、様々な人の交流を生み出す場を目指す。

なお、施設のオープン日となる11月18日には、セレモニーや講師を招いた記念セミナーの実施も予定している。

「スタートアップステーション・ジョージ山形」の所在地は山形県山形市城南町1-1-1 霞城セントラル2階205-2区画。
施設概要は、フリーアドレス・ドロップイン最大50席、ミーティングルーム・個室3室。
営業時間は月曜日~金曜日が9時~20時、土曜日・日曜日が9時~18時(11月18日はセレモニー・セミナーのみ)。
休館日は祝日・祭日・年末年始。
利用料金はドロップインが1日500円、月会員が3,000円、半年会員が1万6,000円、年会員が3万円、法人・団体会員が年間5万円、バーチャルオフィス会員が月額1万5,000円、学生(大学生以下)がドロップイン・月会員・半年会員・年会員で利用する場合は半額。
ミーティングルームは1時間あたり500円、コワーキングエリア貸切は4時間あたり2万円。