【ニュース】 阪神電気鉄道、阪神甲子園球場南側で開発中の施設名称を「甲子園プラス」に決定、甲子園歴史館ほか商業店舗等が2022年3月上旬に開業 兵庫県西宮市

2021.11.02
阪神電気鉄道株式会社(大阪市福島区、秦雅夫社長)は、阪神甲子園球場南側(兵庫県西宮市)で開発している施設名称を「甲子園プラス」に決定、2022年3月上旬に開業する。

同施設は、同球場南側の西宮市所有地で新たに商業施設を建設、阪神甲子園球場の外野エリアにある「甲子園歴史館」を一部移転・拡張し、リニューアルオープンするというもの。
歩行者デッキで接続された「阪神甲子園球場」と一体的に運営することで相乗効果を高め、365日にぎわいのある「ボールパークエリア」を形成、更に西宮市や民間法人と協働で進めている「スポーツをテーマにしたまちづくり」に寄与できる施設を目指す。

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同施設では、「野球・スポーツ振興の場」と「地域の憩い・子育て・学びの交流拠点」をコンセプトに、一部移転・拡張する「甲子園歴史館」に加え、シミュレーション野球の体験施設、野球用品専門店、子ども向け施設、飲食店等を誘致。

1階には、ファミリー層を中心に人気の飲食店が路面型で出店するほか、関西初出店の大型野球用品専門店などが出店、地域の賑わい創出を図る。
阪神甲子園球場と歩行者デッキで接続される2階では、一部移転・拡張リニューアルする甲子園歴史館に、実際に身体を動かして野球体験ができる「BE-STADIUM KOSHIEN supported by STAND IN」が加わるほか、併設のベーカリー&カフェ「リトルマーメイド」店内にも野球関連の書棚を配置、歴史館と一体的な空間づくりを行う。
3階には、関西初出店となるキッズスポーツ施設「パルクールプレイハウス」やロボットプログラミング教室「プログラボ」を配置、スポーツ・学び・子育てを通じ、地域の交流拠点となることを目指す。

「甲子園プラス」の所在地は兵庫県西宮市甲子園町8番15号(阪神甲子園球場南側)。
所有者は阪神電気鉄道株式会社(西宮市より30年の事業用定期借地権設定契約で土地を借り受け)。
敷地面積は3,243㎡、延床面積は約5,000㎡。
構造・規模は鉄骨造・3階建て。