【ニュース】 JR西日本グループ、山陽新幹線とそれに接続する一部在来線特急で荷物輸送事業を11月より開始 大阪府大阪市

2021.11.02
JR西日本グループは、山陽新幹線とそれに接続する一部在来線特急で荷物輸送事業を2021年11月より開始する。

同グループでは、中期経営計画の見直しで「地域共生の深耕と新たな価値創造への挑戦」を掲げ、その取り組みの1つとして、荷物輸送の事業化を検討。
今年5月より、北陸新幹線で荷物輸送事業を開始していた。

今回の同取り組みでは、物流会社の株式会社ジェイアール西日本マルニックス(大阪市淀川区、蓑輪博司社長)を事業主体とし、主に法人の荷主を対象とした、各駅相互間での定期・不定期の荷物輸送事業を行う。
山陽新幹線(新大阪~博多)を中心としつつ、顧客ニーズに応じ、接続する在来線特急にもまたがった輸送も実施する。

11月中に計画している実施内容・区間は、「新聞輸送」が11月1日より定期で、新大阪駅~(新幹線さくら)~博多駅。
「地産品輸送」が「活け松葉ガニ」を11月12日より不定期で、米子駅~(特急やくも)~岡山駅~(新幹線みずほ)~新大阪駅~(特急スーパーはくと)~京都駅。