【ニュース】 佐賀大学など、「鳥栖プレミアム・アウトレット」で学生によるタイルアートを使用した植栽プランターの制作を開始、2025年春に設置予定 佐賀県鳥栖市
2024.10.10
国立大学法人佐賀大学(佐賀県佐賀市、兒玉浩明学長)・株式会社船場(東京都港区、八嶋大輔社長)・「鳥栖プレミアム・アウトレット」(佐賀県鳥栖市、運営:三菱地所・サイモン株式会社)の3者は、産学連携プロジェクトとして、同大学の学生による、タイルアートを使用した植栽プランターの制作を2024年9月30日より開始した。
作品の完成と同施設への設置は2025年春の予定。
同プロジェクトのデザインテーマは「未来に伝えたい、佐賀らしさ」。
同アウトレットを訪れた人々が、同プロジェクトで制作されたタイルアートプランターを通じて佐賀の魅力を感じ、伝え紡いでいくことで、同県と同施設を含めた地域のより豊かな未来を創っていきたい、という想いが込められているという。
タイルの素材には、有田焼の陶磁器片の廃材「べんじゃら」や余剰
・廃棄予定のタイルを使用する予定。
地域や自然環境に配慮したエシカルな素材を利用することで、地元資源の活用・循環の促進に取り組むとともに、アート表現に地域の伝統文化や風土を取り入れ、学生ならではのフレッシュで多角的な視点から佐賀の魅力を表現するとしている。
2024年9月30日には、同施設と同施設のリニューアルで外構の設計・施工を担当する同社より学生12名へのオリエンテーションと意見交換を実施。
今後は学生によるデザイン提案や意見交換、産学一体となった制作ワークショップなどを実施し、学生がデザインしたタイルアートプランター14点を2025年春に同施設内に設置する予定としている。
作品は、多くの利用客が最初に訪れるエリアで、今後リニューアルが予定されているエントランスエリアやフードコート前テラス席エリアに設置。
同プロジェクトを通じ、地域に根差す施設と大学が互いに連携し、佐賀の魅力を伝えていくことで、地域貢献と活性化に取り組むという。
実施体制の担当は、同大学芸術地域デザイン学部がデザイン提案とタイル貼りワークショップ、同社が空間デザイン監修と制作・設置施工、同施設が企画とデザインチェック。
「鳥栖プレミアム・アウトレット」の所在地は佐賀県鳥栖市弥生が丘8-1。