【ニュース】 中部電力など3社、岩手県産の林地残材と未利用間伐材を主燃料とする「矢巾バイオマス発電所」の建設工事に着手 岩手県矢巾町

2024.10.01
中部電力株式会社(名古屋市東区、林欣吾社長)・稲畑産業株式会社(大阪市中央区、稲畑勝太郎社長)・株式会社古里木材物流(岩手県盛岡市、畠山正社長)の3社が共同で出資する古里FICエネルギー合同会社(岩手県盛岡市、畠山正代表)は2024年9月30日、「矢巾バイオマス発電所」(岩手県矢巾町)の建設工事に着手した。

同発電所は、岩手県産の林地残材と未利用間伐材を主な燃料とする、発電出力1,990kWの木質専焼バイオマス発電所。
林地残材とは、森林整備や素材生産などで発生し、林地外へ搬出されず放置されている残材。
2026年1月の運転開始を目指す。

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「矢巾バイオマス発電所」の所在地岩手県紫波郡矢巾町大字煙山第2地割78番1。
発電出力は1,990kW。
想定年間発電電力量は約1,450万kWh(一般家庭約5,000世帯分に相当)。
燃料種別は木質チップ(主に岩手県の林地残材、未利用間伐材等)。
運転開始予定は2026年1月。