【ニュース】 お茶の水女子大学と野村不動産、「お茶の水女子大学 同窓会館跡地整備事業」で基本協定を締結 東京都文京区

2024.07.31
国立大学法人お茶の水女子大学(東京都文京区、佐々木泰子学長)は、2023年12月に同大学が公募した「お茶の水女子大学 同窓会館跡地整備事業」で野村不動産株式会社(東京都新宿区、松尾大作社長)を優先交渉権者として選定、2024年6月28日に両者間で基本協定の締結を完了した。

今後は両者で協力し、社会の要請と期待に応えながら、同大学創立150周年記念事業を象徴するメモリアルな整備計画を進め、2025年の事業契約締結を目指すとともに、産学連携の取り組みの実現に向けた検討も進めていくとしている。

同事業は、同大学が東京都文京区大塚2丁目に保有する土地の有効活用事業。
同大学創立150周年記念事業として、歴史と伝統を受け継ぎながら、新しい知性と価値を育む拠点づくりを目指す。

両者は、「理工系人材・女性リーダーの育成機能」「産学官の連携機能強化」「歴史をつなぐ拠点としての機能」「地域貢献の機能」「学外連携ゾーンの一帯的な機能」を同事業の整備方針とし、低層階に大学施設として記念ホール、産学・地域連携スペース、広報ギャラリーを、高層階に住宅を中心とした整備事業の検討を進める予定だという。

開発地の所在地は東京都文京区大塚2丁目35番(地番)の一部。
敷地面積は1,171.15㎡。