【ニュース】 MOTOMACHI CONNECT、「広島県庁舎敷地有効活用事業」でテラスを有する木造平屋の商業施設と芝生広場の工事に着手、開業予定は2025年春 広島県広島市

2024.04.12
「広島県庁舎敷地有効活用事業」(広島市中区)を推進する事業者「MOTOMACHI CONNECT」(代表法人:NTT都市開発株式会社
、構成法人:NTTアーバンバリューサポート株式会社、デイ・ナイト株式会社、日本駐車場開発株式会社、アマノマネジメントサービス株式会社)はこのほど、同事業計画地でテラスを有する木造平屋の商業施設と芝生広場の工事に着手する。
開業は2025年春の予定。

同計画地は、広島市の主要交差点「紙屋町交差点」から南北に走る通り「鯉城通り」に面し、通りを挟んで向かい側には「基町クレド
・パセーラ」「そごう」等が立地。
1日当たり約3万3,000人が利用する「広島バスセンター」や、1日当たりの乗降客が約1万2,000人のアストラムライン「県庁前」駅至近に位置する。
同計画地では、商業施設として木造平屋建物を2棟建設し、その北側に芝生広場を整備することに加え、新たに駐車場(約165台)を整備するという。

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建物は分棟で配置し、ピロティやテラスを有することで、木のぬくもりを感じられる憩いの空間を創出。
さらにグランドレベルで高い開口率を設定、屋外と一体となる居心地の良い場をつくり出すとしている。

合わせて、県庁正面エントランス前には芝生広場を整備、テイクアウトのフードやドリンクを楽しむことも可能とし、バス停前の待ち時間などに一息つける空間をつくるという。

また、同計画地の外と繋がる「こみち」も計画。
商業施設の間を南北に通る「ひろしまこみち(仮称)」を整備することで、芝生広場と県庁の森とを繋ぎ、商業施設や県庁利用者が自由に使える憩いのスペースを創出するとしている。
さらに、同計画地と県庁南館の足元の通路を横断する「もとはちこみち(仮称)」も同県庁と連携して整備するという。

なお同事業では、建築基準法改正により新たに基準が定められた「延焼防止建築物」として建物を設計。
広島県産材を一部に活用し、木造商業施設ならではの新たな価値の創造を図るとしている。

商業施設の所在地は広島市中区基町10番52号(広島県庁舎敷地内)、交通は広島電鉄「紙屋町東」電停より徒歩3分、アストラムライン「県庁前」駅より徒歩2分、「広島バスセンター」より徒歩5分。
敷地面積は2,814.61㎡、延床面積は約589㎡(A棟約225㎡・B棟約364㎡)。
構造・規模は木造、A棟地上1階・B棟地上1階。
用途は商業店舗、芝生広場。
着工は2024年4月、開業は2025年春(予定)。