【ニュース】 近畿大学附属高等学校など、生徒が東大阪市内の近鉄奈良線の駅や周辺地域を調査、近鉄の駅や東大阪市役所に成果ポスターを4月8日より掲出 大阪府東大阪市

2024.03.19
近畿大学附属高等学校(大阪府東大阪市、丸本周生校長)は、生徒が同市内にある近鉄奈良線の駅や周辺地域を調査し、企業や地域の課題抽出から解決策まで考えた内容をポスターにするプロジェクトを2024年1月~3月に実施、3月23日に同校で成果ポスターの発表会を実施する。

同プロジェクトは、近畿日本鉄道株式会社(大阪市天王寺区、原恭社長)・東大阪市(野田義和市長)の協力により、2022年度より実施している社会科の新カリキュラム「地理総合」の授業の一環として実施しているもの。
同授業では、生活と密接に関わる鉄道や地域に目を向けることで、生徒が将来のキャリアについて考えるきっかけとなることを目指しているという。

近畿日本鉄道では、「住むまち近鉄 Story」と題し、沿線それぞれの地域が持つ多様な魅力を発掘し、それを地域の人々と一緒に広く届ける取り組みを行っている。
今回の連携では、沿線に通う・住む生徒に近鉄沿線の特長や魅力を知ってもらうきっかけを提供することで、将来的に沿線地域への定住や就職につながることを目指すとしている。

一方、東大阪市では、まちを訪れる人、関わりをもつ人の増加に取り組んでおり、同市内で学ぶ生徒や駅を利用する人々に「住みたいまち・住み続けたいまち東大阪」の魅力を知ってもらうことを目指しているという。

なお、同プロジェクトでは、制作されたポスター138点の中から「近鉄賞」と「東大阪市賞」を11点ずつ選定し、それぞれ近鉄奈良線「八戸ノ里」駅と東大阪市役所本庁舎で展示する予定。
掲出場所と掲出期間は近鉄「八戸ノ里」駅(近鉄賞11点)が2024年4月8日~6月28日、 東大阪市役所22階市民ギャラリー(東大阪市賞11点)が2024年4月8日~21日。