【ニュース】 住友不動産と住友ベークライト、メラミン化粧シート材「金属調イノベア」の製品端材をオフィスビル内のコーナーガードとして再活用する工法を共同で開発 東京都新宿区

2024.02.27
住友不動産株式会社(東京都新宿区、仁島浩順社長)と住友ベークライト株式会社(東京都品川区、藤原一彦社長)は、住友ベークライトが開発するメラミン化粧シート材「金属調イノベア」の製品端材(従来、製造過程で廃棄されていたもの)を、オフィスビル内のコーナーガードとして再活用する工法を共同で開発、住友不動産が保有するオフィスビルで導入を開始した(住友不動産が特許出願中)。

メラミン化粧シート材「金属調イノベア」は、オフィスビルのエレベーター内装向けに、化粧鋼板と遜色ない質感とメラミン特有の耐傷・耐汚染性の機能を両立した製品。
既存のエレベーターへの上貼り施工を可能とするため、防炎・不燃認定を取得している。

エレベーターかご内の壁面には、台車などが接触・衝突することで傷や汚れが生じるのを防ぐため、従来は保護シートを設置していたが、かご内の意匠性を欠くものとなっていたという。
これに対し、「金属調イノベア」を化粧シートとして使用することで、エレベーターかご壁面を傷・汚れから守るだけでなく、エレベーター内全体のデザイン性を向上させることも可能としている。
住友不動産が保有するオフィスビルのエレベーター約240基で既に導入、意匠性・機能性向上に寄与しているという。

両社は協業する中、同製品の製造過程で、原板から必要量を切り抜く際、一定の「端材ロス」が生じることに着目。
検証を重ね、今回、台車等による壁欠けを防止する「コーナーガード材」に再活用する工法の開発に成功したという。
オフィスビルの意匠性・機能性向上だけでなく、廃棄物の削減・再活用により、循環型社会の実現にも寄与するとしている。