【ニュース】 東急建設、オフィス・店舗ビルの開発計画「(仮称)宇田川町42計画」に着手、省エネ技術や木材の活用など環境配慮への取り組みに注力 東京都渋谷区

2024.02.14
東急建設株式会社(東京都渋谷区、寺田光宏社長)は、賃貸不動産事業の一環として、オフィス・店舗ビルの開発計画「(仮称)宇田川町42計画」(東京都渋谷区)に着手した。

同社では、賃貸不動産ブランド「TQ(ティーキュー)」を展開しており、今回の同計画は京都での賃貸マンション開発計画(今月竣工予定)に続く新築計画の第2弾。
同社が基盤とする渋谷エリアでの建設事業で築いた技術やノウハウを随所に取り入れ、省エネ技術や木材の活用など環境配慮への取り組みに注力、価値あるスペースの創出・提供を目指すとしている。

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同計画では、渋谷区宇田川町に所在する社有地を有効活用し、1階は店舗、2階~4階はオフィスで構成する賃貸ビルを開発。
代表的な省エネ建物の基準「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」に数多く取り組んできた実績・知見を活かし、外皮断熱や高効率空調の採用等により、BELS(建築物エネルギー性能表示制度)でZEB Ready(基準一次エネルギー消費量から50%以上の削減)評価の取得を予定している。

また、企業の健康経営へのニーズが高まりつつあることを受け、環境・社会への配慮を評価する認証制度「DBJ Green Building認証
」、建物利用者の健康性・快適性に係る建物仕様等を評価する認証制度「CASBEE ウェルネスオフィス評価認証」の認証取得も予定しているという。

さらに、一部の構造材等に木材を採用、美観向上や木材由来の癒し効果(フィトンチッド)による高品質な空間提供に加え、二酸化炭素の排出量を低減することで「脱炭素」の具現化も図るとしている。

「(仮称)宇田川町42計画」の所在地は東京都渋谷区宇田川町42番、交通は東急田園都市線他「渋谷」駅より徒歩7分。
延床面積は1,277.28㎡。
構造・規模は鉄筋コンクリート造+木造、陸屋根地上4階建、耐火建築物。
用途は事務所(2~4階)・店舗(1階)。
竣工は2025年春(予定)。