2023.11.27
富士吉田市（堀内茂市長）は2023年11月23日、今年で3回目を迎える、伝統産業の継承と地域活性化を目的にテキスタイルと芸術が融合する布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK 2023（フジテキスタイルウィーク2023）」を開幕した。
企画運営はFUJI TEXTILE WEEK 実行委員会。

開幕初日は、機屋街の中心地にあり、織機部品を扱う工場だった旧山叶でセレモニーを実施。
5組のアーティストの作品を展示する会場で行われたセレモニーには、堀内茂富士吉田市長、実行委員長兼アート展総合ディレクターの南條史生氏、キュレーターやアーティスト、織物事業者が参加した。

同イベントは、旧糸屋や工場跡地を舞台に作品を展示する「アート展」、伝統的な織物「甲斐絹（かいき）」を様々な視点から読み解く「デザイン展」、ビジネスマッチングプログラムを目的とした「生地展（MEET WEAVERS SHOW 2023）」で構成。

今年は連携企画として、富士山の世界文化遺産登録10周年を機に
、富士山ビュースポットを特別開放する「FUJI SKY ROOF（フジスカイルーフ）」やフォトコンテスト、台湾のクリエイター・
Cherng（チェン）氏の人気キャラクターと西裏エリアとのコラボなども実施。

さらに、地元の子どもたちによる「子どもアート展」、地域の人々が参加する「B TANマーケット」「ハタオリマチのクリスマス」などマーケットも会期中に予定しているという。

「FUJI TEXTILE WEEK 2023（フジテキスタイルウィーク
2023）」の開催日時は2023年11月23日～12月17日（11月27日、12月4日・11日は休み）の10時～16時（各会場への入場は15時30分まで）。
会場は山梨県富士吉田市下吉田本町通り周辺地域、交通は富士急行線「下吉田」駅より徒歩5分など。
税込料金は一般1,200円（「アート展」「デザイン展」「FUJI SKY ROOF」に入場可能、一部無料で参加・観覧可能なイベント・会場あり）、高校生以下と18歳未満・65歳以上・心身に障害のある人と付添者1名は無料（総合案内所で学生証または年齢の確認できるもの・障害者手帳を要提示）。
チケットの購入はオンラインまたは会期中のみ「FUJI TEXTILE WEEK総合案内所」「FUJI TEXTILE WEEK下吉田駅案内所」で可能。