【ニュース】 ノバレーゼ、著名人が投宿した旅館「天龍閣」の跡地で貸し切り型の結婚式場「青龍荘」を2024年7月に開業予定、宮城県初進出 宮城県仙台市
2023.11.15
ブライダル大手の株式会社ノバレーゼ(東京都中央区、荻野洋基社長)は、銀幕のスターや政財界の著名人が投宿した旅館「天龍閣」(仙台市青葉区)の跡地で、貸し切り型の結婚式場「青龍荘」を開業する。
敷地内に建物を新築し、2024年7月の開業を目指す。
同社が宮城県に進出するのは今回が初めてだという。
新規開業する「青龍荘」は、仙台藩祖伊達政宗の霊廟(れいびょう)「瑞鳳殿(ずいほうでん)」に隣接する約2,556㎡の敷地に、一部2階建ての建物(延床面積937.72 ㎡)を新築するもの。
木々に囲まれた高台に位置し、瑞鳳殿周辺の杉並木や、仙台平野の西に広がる青葉山、同市中心部を流れる広瀬川の豊かな眺望が広がる立地だという。
旅館「天龍閣」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、2021年11月に69年の歴史に幕を閉じた。
同社は今回、「天龍閣」の創業家一族から敷地を借り受け、元々の建物は取り壊し、婚礼施設を新築する。
広大な敷地を貸し切りで提供し、銀幕のスターらが愛し見渡した、四季移ろう景色に包まれる中、特別な結婚式を行えるという。
施設入口部分は、歴史を感じさせる高級旅館のような門構えとし、建物まではゆとりをもたせたアプローチを設定。
チャペルは、杉の木を使った木造建築で、「杜の都」仙台らしさを表現する。
披露宴会場は、木材を使用した12角形のドーム型の天井が特徴的で、装飾性の高いペンダントライトを吊り下げ、華やかながら上品な雰囲気を演出。
天井高は最大5mと高く、採光性の高い開放的な空間で、青葉山の景色が広がる北西側を全面ガラス張りとし、列席者全員が眺望を楽しめるようにするとしている。
列席者に提供する料理は、金華山や三陸沖の魚介など、地元食材をふんだんに取り入れた料理を提供。
料理は和食コースを4種類用意、調理はバンケット併設のオープンキッチンで披露宴の進行の様子を確認しながら行い、できたての料理を提供するという。
「青龍荘(せいりゅうそう)」の所在地は仙台市青葉区霊屋下22-20、交通はJR各線「仙台」駅西口より車で10分。
敷地面積は2,556.92㎡、延床面積は937.72㎡。
構造は鉄骨造・一部木造。
バンケットは209.47㎡、チャペルは104.00㎡。
収容人数はバンケットが着席130人、チャペルが着席100人。
営業時間は平日が11時~19時・土日祝日が10時~20時。
定休日は水曜日、祝日を除く第2・第4火曜日。
開業時期は2024年7月(予定)。