【ニュース】 三菱地所、中央日本土地建物所有の山林でキャンプ場「キャンプ・アンド・キャビンズ山中湖」を開業 山梨県山中湖村

2023.09.19
三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)は2023年9月
15日、キャンプ場「キャンプ・アンド・キャビンズ山中湖」(山梨県山中湖村)を開業した。

同施設は、中央日本土地建物株式会社(東京都千代田区、三宅潔社長)が保有する山林約3万坪を、三菱地所が賃借して企画・開発、三菱地所初のキャンプ施設として開業したもの。
株式会社池上商事(栃木県那須町、池上一朗代表)が運営を行う。

近年、コロナ禍を受けてキャンプ市場は急拡大し、キャンプ場には高いニーズがある一方、キャンプ場運営会社が直接開発を行うには投資の負担が大きく、また、用地の探索等に経営資源を割けないなどの課題があり、需給にミスマッチが生じていたという。

こうした中、三菱地所は、従来のキャンプ場では味わえない体験や雰囲気づくりを手掛けるキャンプ場を「コンセプト型キャンプ場」とし、三菱地所が同キャンプ場の投資・企画・開発を担い、キャンプ場運営会社と協業することで、キャンプ場事業を展開するとしている。

今回開業した同キャンプ場は、東京都心から約100kmに位置し、東富士五湖道路「山中湖」ICより至近。
「御殿場プレミアム・アウトレット」などの商業施設や、テーマパークへのアクセスも良好で、今後は三菱地所グループが運営する各施設との連携も検討するとしている。

「キャンプ・アンド・キャビンズ山中湖」の所在地は山梨県南都留郡山中湖村山中287-1、高速バス「山中局入口」より徒歩14分。
面積は9万9,897.38㎡(周辺森林部分含む)。
宿泊施設はテントサイト105区画、キャビン・コテージ49区画。
場内施設は中央管理棟、ショップ、カフェ・飲食店、入浴施設(風呂・コインシャワー)、コインランドリー、ゴミステーション、キッチン他。