【ニュース】 大京と日産自動車など、「電気自動車を活用した脱炭素化及び強靭化に関する連携協定」を締結、EVを活用し広島市内のマンションギャラリーを防災拠点化 広島県広島市

2023.09.15
株式会社大京(東京都渋谷区、深谷敏成社長)・日産自動車株式会社(横浜市西区、内田誠社長)・日産プリンス広島販売株式会社(広島市西区、宮崎真澄社長)の3社は2023年9月14日、「電気自動車を活用した脱炭素化及び強靭化に関する連携協定」を締結した。

大京は、住宅関連事業を通じ、脱炭素化の実現を目指しており、
2018年には日本初となる「Nearly ZEH-M(ニアリー ゼッチ エム)」基準の集合住宅を開発。
現在は、原則として「ZEH-M Oriented(ゼッチ エム オリエンテッド)」基準を満たす仕様で分譲マンションを開発している。
また、マンションギャラリーでの使用電力の実質再エネ化や、分譲マンションの全駐車区画に原則電気自動車用充電コンセントを標準設置するなど、環境に配慮したサステナブルな取り組みを積極的に推進しているという。

一方、日産自動車は、これまで培ってきたEVに関するノウハウやネットワークを活かし、脱炭素、災害対策、エネルギーマネジメント、エコな観光、地方での交通課題などの地域課題解決により、社会を変革していく日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」を推進している。

今回、日産自動車が推進する「ブルー・スイッチ」と、大京が目指す環境に配慮した住まいづくりの取り組みに両者が賛同、同協定の締結に至ったという。
EVを活用してマンションギャラリーを防災拠点化する取り組みは、「ブルー・スイッチ」としては全国初の取り組みとなる。

今回の同連携協定により、大京は、EV普及促進を図るため、開発するマンション等への充電インフラの整備を推進し、日産自動車は必要な情報を提供。
日産自動車と日産プリンス広島販売は、大京が広島県内で開催する、環境意識向上やEVの普及啓発、防災の広報活動を目的とした
EVの展示などを行う場合は、必要に応じて協力する。

また、広島市内の大京のマンションギャラリー周辺で災害を起因とする停電が発生した際、日産プリンス広島販売が貸与するEVと大京のEV社用車の2台を活用し、地域住民へ給電スポットを提供。
給電スポットではスマートフォン等の充電を行うほか、電子レンジ
・電気ポットなどが使用できるようにすることで、地域の防災拠点化を目指すという。