【ニュース】 野間埼灯台ポータル化実行委員会、町おこしのPR隊長となる「現代版 灯台守」を10月31日まで募集、週3日活動・半年で150万円支給 愛知県美浜町

2023.09.14
一般社団法人美浜まちラボ事務局、美浜町、美浜町観光協会、株式会社JTB、海と日本プロジェクトin愛知県実行委員会(事務局:テレビ愛知株式会社)、世界コスプレ文化普及協会(事務局:株式会社WCS)で構成する野間埼灯台ポータル化実行委員会(愛知県美浜町)は、「野間埼灯台」(愛知県美浜町)やその周辺を盛り上げる活動として、初の試みとなる「現代版 灯台守」を2023年10月
31日まで募集する。

「野間埼灯台」は、愛知県・知多半島の西側・美浜町内に位置する同県最古の灯台。
今から102年前の大正10年(1921年)に設置され、2022年3月には国の登録有形文化財に指定されている。
高さ18mの真っ白な灯台は、キラキラと輝く伊勢湾に映えることから、写真撮影スポットとしても人気だという。

また最近では、カップルで訪れ、永遠の愛の絆を象徴する「南京錠」をモニュメント「絆の音色」にかけたり(南京錠は近くの「食と健康の館」で販売)、「絆の鐘」を鳴らしたりする人も多く、「恋人の聖地」としても知られている。

09141200

同委員会は、発足後の2022年9月以降、「灯台に登れる解放日」を月2回設定し、ボランティアで運営してきた。
2022年11月1日・灯台の日イベント時には、過去最高となる170人が灯台に登り、歴史や眺望を楽しんだという。
今後は解放日を増やし、別途入場料を徴収、駐車場や物販などで収益を得て持続可能な運営を目指すとしている。

今回、「現代版 灯台守」となる人は、同町内に住み(応相談)、同委員会全面サポートの元、キャンピングカーを拠点としたサービス提供やイベントなど、灯台周辺の魅力発信に繋がる企画・運営を主導する業務を担う。
「現代版 灯台守」となる人には、従来の灯台を維持管理する業務ではなく、同灯台とその地域にかつての賑わいを復活させ、新たな魅力を創出する町おこしのPR隊長としての役割を期待しているという。
委託費は月額20万円で、同町内の賃貸物件、活動費、キャンピングカー、通信環境を別途支給するとしている。
活動期間は2023年11月~2024年4月の半年間を想定しているが、活動開始時期が遅れる人の応募も可能。
活動時間は、原則としてひと月当たり108時間で、週3日・週24時間程度の稼働を目安とする。
なお、委託期間中は、灯台守の活動以外の業務も可能で、地方に移住して様々な仕事をしたい、同町で起業し活動期間終了後も同町で活動していきたいという人を積極的に採用したいという。
詳細・エントリーは募集ページを要確認。