【ニュース】 奈良市と奈良市観光協会、「古都奈良の文化財」の世界遺産登録25周年を記念し、今年秋口から来春までの約半年間、記念事業を開催 奈良県奈良市

2023.08.24
奈良市(仲川げん市長)と公益社団法人奈良市観光協会(奈良県奈良市、乾昌弘会長)は、平成10年12月に東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城宮跡が「古都奈良の文化財」として世界遺産登録され、今年で25周年を迎えることを記念し、今年秋口から来春までの約半年間、その魅力を国内外に発信する記念事業を開催する。

同記念事業では、世界遺産「古都奈良の文化財」の六社寺を巡る「六社寺共通拝観券」を、奈良時代に創建した六社寺の協力のもと、観光案内所等で販売。
同共通拝観券は、1社寺につき1回の利用で、2024年3月末まで利用可能としており、各社寺から拝観御礼品(散華等)を受けることができるほか、各社寺の歴史などをモチーフにしたデザインの期間限定特別御朱印(別途御朱印料必要)も入手できるという。

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共通拝観券の有効期間は2023年8月22日~2024年3月31日。
金額は1冊5,000円(障害者手帳所持者は3,000円、限定2万枚、奈良交通1日バス券の割引、市内飲食・物販店の割引特典あり)。
販売場所は奈良市総合観光案内所・近鉄奈良駅総合観光案内所・奈良まほろば館他。
拝観箇所は東大寺(大仏殿)・興福寺(国宝館)・春日大社(御本殿特別参拝)・元興寺(通常拝観)・薬師寺(白鳳伽藍と玄奘三蔵院伽藍、2024年1月16日以降は白鳳伽藍のみ)・唐招提寺(通常拝観)。

また、同記念事業では、深まる秋の夜を満喫する催し「秋夜の奈良旅2023」を11月の毎週金・土曜日に実施、世界遺産の東大寺、興福寺、春日大社、元興寺、薬師寺、唐招提寺で夜間特別参拝を行うほか、奈良若草山トワイライト・夜景観賞バスを運行する。

その他、奈良の各酒蔵のブランド「升平」「豊祝」「春鹿」「梅乃宿」「猩々」が共通のラベルで毎年冬に販売している商品「奈良のふゆ酒」で、世界遺産特別ラベルの商品を2023年10月15日より発売。
さらに、「ならまち・きたまち周辺再生古地図」をデジタル版と印刷版で今秋より販売予定としているほか、長い間、奈良を象徴する風景として親しまれてきた「南都八景」に続き、8資産を舞台にした「新・南都八景」を一般より募集、選定するという。