【ニュース】 星野リゾート、下関市あるかぽーと地区でホテル「リゾナーレ下関」の起工式を実施、開業予定は2025年秋 山口県下関市

2023.08.24
株式会社星野リゾート(長野県軽井沢町、星野佳路社長)は2023年8月23日、ホテル「リゾナーレ下関」(山口県下関市)の起工式を実施した。
開業は2025年秋の予定。

同計画地は、関門海峡に位置し、行き交う船舶を間近に望むことができる立地。
全室をオーシャンビューとし、敷地内にはガーデンエリアを配し自然と海との一体感を出すほか、施設内には地下からくみ上げた海水を活用したインフィニティプールを設置する。
関門大橋の絶景を眺めながら施設のプールで海水に触れるという、ここでしかできない特別な体験を創出するとともに、下関・関門海峡がもつ魅力を広く発信し、エリア全体の観光地としての魅力、知名度向上に貢献することを目指す。

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なお同社は、2022年4月に下関市と「地域活性化に関する連携協定書」を締結、2025年秋に、あるかぽーと地区で開業予定の同ホテルの運営だけでなく、あるかぽーと・唐戸エリア全体の魅力を高めることを、同市と一体となって取り組むことを定めている。
その一環で、同社は2022年5月、「あるかぽーと・唐戸エリアマスタープラン」の策定業務を下関市より受託し、2022年11月に素案を提出。
その後、同市がさらに検討を加え、市民からの意見募集を経て、
2023年2月28日に同市が同プランを策定した。

同プランでは、下関を中心に関門エリアが「日本を代表するウォーターフロントシティ」となることを掲げている。
開発コンセプトは「海峡を遊びこなす、朝から夜までめぐって楽しい、現代日本の港まち」と設定、同プランには、同社が提案した「海峡を遊びこなすこと」「朝から夜までめぐって楽しめること」「港まちらしさにフォーカスすること」を含む内容が組み込まれているという。
最大の観光資源となっている関門海峡を眺めるだけでなく、イベントやアクティビティなどの場として多様な手段で遊びこなし、早朝の市場の活気や、海峡の夜景など、場所や時間により移り変わる魅力でエリアを回遊する楽しみをつくりるほか、釣りやクルージングといった体験など、下関・関門の港まちらしい景観・文化を楽しみつくすことができるエリアを目指すとしている。

「星野リゾート リゾナーレ下関」の所在地は山口県下関市あるかぽーと1番地36・37・38。
敷地面積は1万4,156.9㎡、延床面積は1万9,181.7㎡。
階数は地上12階。
客室数は187室。
開業時期は2025年秋予定。