【ニュース】 大東建託、関電エネルギーソリューション・兵庫県森林組合連合会と、間伐材を燃料にした朝来バイオマス発電所・be材供給センターの事業譲渡契約を締結 兵庫県朝来市

2023.07.10
大東建託株式会社(東京都港区、竹内啓社長)は2023年7月6日、株式会社関電エネルギーソリューション(大阪市北区、川崎幸男社長)・兵庫県森林組合連合会(神戸市中央区、石川憲幸代表理事)と、間伐材を燃料にした朝来バイオマス発電所(兵庫県朝来市)とbe材供給センター(兵庫県朝来市)の事業譲渡契約を締結した。

同バイオマス発電所は、発電所を関西電力グループが、燃料供給センターを同森林組合連合会が運営し、官民連携での林業の活性化などを目的に、2016年12月に運転を開始したもの。

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しかし、木材価格の高騰「ウッドショック」の影響で燃料となる木材チップの確保が困難となったことから、供給を担う同森林組合連合会が事業撤退を申し入れ、2022年12月24日に発電を停止。
事業譲渡に向けた検討が行われていたが、今回、大東建託が事業譲渡契約先となる事が決定、来年度中の再稼働を目指し、事業譲渡に向けた具体的な調整を進めていく予定としている。

朝来バイオマス発電所・be材供給センターの所在地は兵庫県朝来市生野町真弓373-70(生野工業団地内)。
敷地面積は約3.5ha。
発電出力は5,600KW、発電電力量は約4,000万KWh(一般家庭約9,400世帯の年間電気使用量相当、CO2排出削減量は約1万8,000t)。