【ニュース】 三菱地所、都心宿泊型産後ケアサービスの試験運用を開始、睡眠不足や育児不安に悩む母親・家族をサポート 東京都中央区

2023.06.30
三菱地所株式会社(東京都千代田区、中島篤社長)はこのほど、都心宿泊型産後ケアサービスの試験運用を開始する。

同サービスでは、睡眠不足や育児不安に悩む母親・家族をサポートし、安心して休める空間やサービス、信頼できる情報を提供。
総合不動産業を本業とする大手デベロッパーが、自ら事業を展開する例は今回が初めて(同社調べ)だという。

同社では現在、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅直結の「ロイヤルパークホテル」(東京都中央区)で、医療法人と連携しサービス提供を始めており、今後、各種検証を重ねた後、事業の本格展開を目指す。
将来的には都心部を中心に、ホテル以外のアセットや単独施設の開発も検討しているという。

具体的には、母親が十分な睡眠と休養をとれるよう、産院退院直後から生後4カ月まで(寝返りが始まる前)の乳児とその母親を対象に、ホテル等で助産師などの専門スタッフが常駐して別室でいつでも乳児を預かる宿泊型産後ケアサービスを提供。
授乳や育児の相談にも応じるほか、パートナーへの育児指導も積極的に実施するとしている。

試験運用中の利用者からは、「ゆっくり休むことができ、リフレッシュできた」「スタッフの親身な関わり方やスムーズなコミュニケーションにより、ストレスなく安心して過ごすことができた」といった声が寄せられているという。