【ニュース】 田口商店、築年数の古い借家を持つオーナーに向け、和モダンリノベーションサービスを7月より開始 愛知県春日井市

2023.06.29
畳関連事業を手掛ける有限会社田口商店(愛知県春日井市、田口雄介代表)は、築年数の古い借家を持つオーナーに向け、和モダンリノベーションサービスを2023年7月より開始する。

同社では、「和室をおしゃれにリフォームしたい」という問い合わせが増えていることから、和室リフォームサービス「四季彩空間」を2019年より開始。
同サービスは、小さな子どもがいる若い家族や、孫を授かったという人に人気だという。
現代の生活様式に合わせたモダン和室で、縁のない琉球畳をベースにこれまでの畳の古いイメージを払拭、若い人たちにも受け入れられているとしている。

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同社は、現社長の祖父が始めた畳屋が親の代で業績悪化、家業を立て直すため、現社長の田口雄介氏が29歳の時に事業を継承した。
斜陽産業の畳業界にあって、最初の5年間は立て直しに苦しんだが
、この5年間で売上を倍にし、30代の社員を2名雇用するまで業績を回復したという。

今回開始する、築年数の古い借家を持つオーナー向けに和モダンリノベーションサービスは、相続の際に負の資産になりかねない古い不動産物件であっても、賃料を上げても貸し出しができる相続価値のある資産にリノベーションするというもの。
借り手・貸し手・相続人の三方良しを目指すとしている。

なお、「四季彩空間」の利用者からは「出産に備え、手狭になった部屋をきれいにしようと思って依頼しました。和紙の琉球畳にしたことで、天然いぐさ畳よりもささくれもなく水をこぼしてもサッと拭けるので、掃除もしやすくて助かっています。」「娘の里帰り出産を機に、せっかくならデザイン性を取り入れた和室にしたいと思い依頼しました。オシャレな空間になり娘もびっくり、初孫にも優しい和室の空間となりました。」といった声が寄せられているという。