【ニュース】 鹿島建設、札幌大通地区のオフィス・商業複合ビル「(仮称)札幌4丁目プロジェクト新築計画」を本格着工 北海道札幌市

2023.06.20
鹿島建設株式会社(東京都港区、天野裕正社長)はこのほど、札幌市中央区南1条西4丁目で開発中の「(仮称)札幌4丁目プロジェクト新築計画」を本格着工した。

同計画は、札幌市内有数の繁華街で「南1西4スクランブル交差点(4丁目十字街)」に面していたファッションビル「4丁目プラザ」跡地の開発事業。
札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線の3路線全てが乗り入れる「大通」駅に直結する立地で、同社の企画・開発・設計・施工により、地上13階・地下2階建、延床面積1万8,840㎡のオフィス・商業複合ビルを建設する。
竣工は2025年1月の予定。

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建物のうち、地下1階~地上3階は商業施設とし、地上階の商業施設は、市民や来街者が賑わいを感じられるように、主要道路の南1条通と札幌駅前通に面する位置に配置。
地下1階は、さっぽろ地下街ポールタウンと接続する計画で、地下鉄「大通」駅から天候に左右されずにアクセス可能とし、個性豊かな飲食店舗を誘致、札幌ならではの賑わい溢れる地下空間を目指す。

また、地上1階と3階には、誰もが気軽に過ごせる「まちのリビング」を設置し、市民・来街者・ワーカーそれぞれに魅力あるスペースを提供。
1階「まちのリビング」には、休憩やカフェ利用、市電待合など利用者が思い思いに過ごせるように、札幌市電「西4丁目」電停の正面にカフェを併設したスペースを設ける。
3階「まちのリビング」には、木材や植栽の温かみを活かし、冬季でも公園のように気分転換やリラックスできる空間を創出、3階外周を半屋外テラスとし、利用者に多様な居場所を提供するとともに、交差点に対して施設の賑わいを演出するという。

地上4階~13階は、1フロア約300坪、延べ面積では約3,000坪と、札幌大通地区で最大級のオフィスプレートを提供。
1フロアは最大7区画に分割可能(最小貸出し面積約27坪)で、大小様々なオフィステナント需要に対応する。

「(仮称)札幌4丁目プロジェクト新築計画」の所在地は札幌市中央区南1条西4丁目、交通は札幌市営地下鉄南北線・東西線・東豊線「大通」駅より徒歩1分(地下直結)、札幌市電「西4丁目」電停より徒歩1分、さっぽろ地下街ポールタウン直結。
敷地面積は1,472㎡、延床面積は1万8,840㎡。
構造・規模は鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、地下2階・地上13階建。
主要用途は地下1階~3階が飲食・物販・サービス店舗(1,720㎡
)、4~13階がオフィス(9,936㎡)。
竣工は2025年1月予定。