【ニュース】 サンオータスと京浜急行電鉄、横浜市鶴見区でマルチモビリティステーションを6月10日に新設、小型EVやシェアサイクルなどを提供 神奈川県横浜市

2023.06.09
株式会社サンオータス(横浜市港北区、北野俊社長)と京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)は、2022年7月19日に締結した「新モビリティを活用した沿線エリアの回遊性活性化連携協定」に基づき、横浜市鶴見区でマルチモビリティステーションを2023年6月10日に新設する。

両社は2021年4月より、京急沿線エリアでの観光需要や生活者の日常の足として、ラストワンマイルでの移動課題の解決を目指し、横須賀市、三浦市、川崎市八丁畷や殿町で電動キックボードや様々な新モビリティの貸出拠点を整備してきた。
今回は、連携協定では初となる小型EVを導入、今後も沿線エリアに拡大していくとしている。

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同サービスは、京急沿線の人々に向けた移動手段の利便性向上を目的とし、小型EVと電動アシスト自転車の選択や、貸出・返却ができるマルチモビリティステーションをサンオータス運営の鶴見サービスステーション隣接地(横浜市鶴見区)に新設するもの。

同ステーションからは、サンオータスが既に開設・運営を行っている新横浜駅など横浜市内4ヶ所や、今年2月に開設した川崎キングスカイフロント(川崎市川崎区)の各マルチモビリティステーションに加え、川崎COCOON、八丁畷駅前「Park Line 870(はっちょう)」との往来が可能となり、京急沿線をモビリティで繋ぐとしている。

さらに、MaaSサイト「COCOON Project」からマルチモーダル経路検索機能を通じ、電動アシスト自転車の予約決済も可能となる。
これにより、利用者の多様な移動ニーズに対応し、公共交通機関の機能補完、またCO₂排出削減を促す移動手段の提供により、脱炭素社会形成にも貢献するという。

マルチモビリティステーションの開設日は2023年6月10日。
設置場所は横浜市鶴見区市場大和町1-12、交通は京急本線「鶴見市場」駅より徒歩5分。
利用可能時間は24時間。