【ニュース】 大和ハウス工業、快適防音室・快適静音室「音の自由区」の提案を開始、防音仕様が異なる3つのグレードを用意 大阪府大阪市

2023.04.21
大和ハウス工業株式会社(大阪市北区、芳井敬一社長)は2023年4月20日より、「音を自由に、音から自由に」をコンセプトにした快適防音室・快適静音室「音の自由区」の提案を開始した。

同社は、2006年より室内の心地よい響きと外部への遮音を両立させた新築戸建住宅向けの防音室「奏でる家」の提案を開始。
2020年度(2020年4月~2021年3月)には、年間防音室の施工ランキング(同社調べ)で2位となるなど、これまでに累計約3,000室(2023年3月末時点)提供してきたという。

今後は、同社が提案してきた防音室を「音の自由区」と名付け、防音仕様が異なる3つのグレード(快適防音室「奏でる家+(プラス)」「奏でる家」、生活音を減音する快適静音室「やすらぐ家」)を用意。
同社の防音性能に優れた建物との一体設計で、住まいの防音と新たに静音の提案を開始するとしている。

同社では、1994年に奈良県に「総合技術研究所」を開設。
研究所内に設けられた音の響きを測定する無響室をはじめ、音の研究施設では、暮らしの中で気になる音を軽減する技術の実用化や、室内の心地良い響きと外部への遮音を両立させた防音室「奏でる家」を開発するなど、日々研究開発を行っている。

「音の自由区」は、自宅で楽器や映画などを大音量で楽しみたい人や、生活の音を気にせず仕事や勉強に集中したい人に向け、外部への遮音と外部からの遮音を両立させた、「快適防音室」「快適静音室」を用意。

「快適防音室」では、独自に開発した音響アイテム「コーナーチューン」「オーディオチューン」を室内に設けることで、低音から高音まで美しい響きを奏でることができるという。
「快適静音室」では、家の中で「音」が気になってできないことや集中できないことなど、現状の音環境への「不満」に対し、防音室で導入した防音設備等を使用することで、新たに快適静音室「やすらぐ家」として提案するとしている。

また、一般的な防音室は、戸建住宅の竣工後に設置するため、狭くて低い空間が多い一方、「音の自由区」では、建物との一体設計により、豊かな音環境と開放的な「広い・高い・明るい」空間を実現できるという。