2023.04.06
福島県柳津町（小林功町長）と東日本旅客鉄道株式会社東北本部（仙台市青葉区、三林宏幸東北本部長）は、只見線「会津柳津」駅の駅舎譲渡契約を締結、調印式を2023年4月12日に実施する。

両者は2022年6月に「只見線会津柳津駅の駅舎利活用事業に伴う基本協定」を締結、相互に協力し駅舎利活用の実証実験を重ねてきた。
同町は、同駅の駅舎を利活用し、越後三山只見国定公園 自然公園や同線沿線地域の観光情報の発信、地場産品の振興や地域活性化の拠点となる情報発信交流施設の整備を計画しているという。

利活用計画では、越後三山只見国定公園や只見線沿線地域等の情報発信機能、同町が発祥の地とされる会津地方の民芸品「赤べこ」の張子工房、同線利用者や地域の人々の交流スペースなどを設置。
今後は、2023年度中に駅舎譲渡・リニューアル工事を実施、
2024年春頃に新しい同駅舎の使用開始を予定している。

なお、2023年4月22日には駅舎譲渡記念イベント（モダン駅フェス）を開催予定。
当日は同駅舎内と同駅前広場で、赤べこ絵付け体験、カフェ＆マルシェ（地元事業者が出店）、リノベーションワークショップ（参加型のワークショップ）、子ども駅長制服を着用した記念撮影などを実施するという。