【ニュース】 葉山マリーナー、4月1日より社有林伐採木を一部に活用したCO₂排出量実質ゼロの再生可能エネルギー電力に切り替え 神奈川県葉山町

2023.03.31
京急グループの株式会社葉山マリーナー(神奈川県葉山町、壽浅実社長)は、2023年4月1日より、全ての使用電力を、社有林伐採木を一部に活用したCO₂排出量実質ゼロの再生可能エネルギー電力(木質バイオマス由来)に切り替える。

京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)では、持続可能な社会を目指し、三浦半島に所有する都市近郊社有林を健全に管理する「みうらの森林プロジェクト」を2023年2月から開始しており、今回の同取り組みもその一環。
京浜急行電鉄では既に一部の事業活動で再生可能エネルギー由来の電力を導入しているが、グループ会社としては今回の取り組みが初となる。

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同プロジェクトでは、伐採した木々を、株式会社タケエイグリーンリサイクル(神奈川県横須賀市、秋庭勉代表)が運営する「横須賀バイオマス発電所」(神奈川県横須賀市)で木質バイオマス燃料(木質チップ)として発電の一部に使用。
葉山マリーナは、タケエイグリーンリサイクルとグループを同じくする電力小売事業者の株式会社タケエイでんき(東京都港区、古舘将司代表)より、同発電所由来の環境価値(トラッキング付FIT非化石証書)が付帯された電力を導入することで、電力由来のCO₂排出量が実質ゼロとする。

葉山マリーナへの再生可能エネルギー導入の実施時期は2023年4月~。
対象は葉山マリーナの施設全体・業務用電力量(業務用電力の対象は事務所内照明、空調、ハーバー内船舶用クレーンなど)。
葉山マリーナの所在地は神奈川県三浦郡葉山町堀内50-2。
敷地面積は2万5,162㎡、延床面積は3,637㎡。
建物は本館(地上3階・地下1階)、イエローハウス、修理工場。
削減相当量(年間)は約300t-CO₂(使用電力量:約71万kWh、一般家庭約110世帯分)。