【ニュース】 京浜急行電鉄・神奈川大学・川崎市の3者など、京急「八丁畷」駅前で地域交流拠点「Park Line 870」を4月1日に開設、イベントスペース・フードトラック・モビリティステーションなどを運営 神奈川県川崎市

2023.03.15
京浜急行電鉄株式会社(横浜市西区、川俣幸宏社長)・神奈川大学(横浜市神奈川区、石渡卓理事長)・川崎市(福田紀彦市長)の3者は、京急本線「八丁畷」駅前(川崎市川崎区)で地域交流拠点「Park Line 870(パークラインはっちょう)」を2023年4月1日に開設する。

同取り組みは、2018年6月に3者が締結した「まちづくり推進に係る協定」に基づく産学官連携事業として開設するもの。
同協定は、鉄道・駅を中心としたまちの活性化と将来ビジョンの形成に寄与することを目的としたもので、今回は3者に加え地域事業者などと連携しながら、地域イベントスペース・フードトラック・モビリティステーションなどを運営するとしている。

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施設名は、道路を公園のように活用する取り組み「Park Line」と、「八丁畷(はっちょうなわて)」の駅名の由来となっている「八丁(870m)の畷道(なわてみち、田の間の道)」から命名した。
地域が持つ歴史を尊重しながら、新たなまちづくりの拠点としての活用を目指す。

施設内では、地域のイベント・趣味の発表・マルシェなど多目的に活用可能な「地域イベントスペース」、様々な飲食店が日替わりで展開する「フードトラック」、シェアモビリティ整備により駅利用者の行動変容を促し駐輪対策としても機能する「駅前モビリティステーション」、地域イベントや自治体の情報を展開する「みんなの掲示板」を設置するという。

2023年4月1日には、同施設を活用した第1弾地域イベント「春の盛り盛り親子フェスタ」を開催。
同イベントでは、春休みの週末を親子で楽しみ、子どもたちが販売体験から学びを創出する体験型マルシェを行うほか、ハンドメイドブースや川崎区内のイベント紹介なども実施する。

地域交流拠点「Park Line 870」の所在地は川崎市川崎区池田
1-16、交通は京急本線「八丁畷」駅より徒歩1分。
面積は176.73㎡。
営業開始は2023年4月1日、休業日は無し(フードトラックは不定期に休業の場合あり)。