【ニュース】 JR西日本と大東建託、「まちづくりに関する共同研究」を開始、首都圏・京阪神の主要線区エリアを重点対象として各種統計データを活用 大阪府大阪市

2023.03.10
西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、長谷川一明社長)は、大東建託株式会社(東京都港区、小林克満社長)と「まちづくりに関する共同研究」を開始する。

同共同研究では、首都圏・京阪神の主要線区エリアを重点対象とし、各種統計データに加え、2019年より大東建託の「賃貸未来研究所・AI-DX ラボ」(宗健所長)が実施している超大規模居住者満足度調査「街の住みここちランキング」等のデータも使用しながら、住まい・暮らし・まちに関する価値観の分析を通じ、今後人々がいきいきと過ごせる・暮らせるまちづくりを行うためにどのような打ち手が有効なのかを明らかにするという。

JR西日本では、地域共生企業として「人々が出会い、笑顔が生まれる、安全で豊かな社会」の創造を目指し、交通ネットワークを基盤としたまちの魅力向上に取り組んでいる。
中でも、拠点エリアでは「訪れたいまちの創出」のため、大阪・京都・三ノ宮・広島等の大規模再開発プロジェクトの推進、沿線エリアでは「住みたい、働きたいまちの創出」をスローガンに、駅からはじまるまちづくりのプロジェクトを推進しているという。

一方、大東建託では、不動産市場の発展と、そこに住まう人々の住まいや暮らし方の進歩に貢献することを目指し、「賃貸の未来」に向けて様々な研究を行う「賃貸未来研究所」を2018年に設立。
2019年からは、国内最大級となる居住者による居住地満足度調査を実施し「街の住みここちランキング」として発表している。
2020年には、事業や社会の課題解決に対して具体的なアイデアを考え、アイデアを実現するために必要十分なデータを集め作り出し、最適な統計的手法を適用して具体的なITシステムに実装していく「AI-DX ラボ」を設立したという。