【ニュース】 宮崎市、「栄町街区公園」と敷地内の「栄町児童館」で将来的な公民連携手法の導入に向け、トライアル・サウンディングを実施 宮崎県宮崎市

2023.02.01
宮崎市(清山知憲市長)は、JR日豊本線「宮崎」駅から徒歩8分ほどの「栄町街区公園」とその敷地内にある「栄町児童館」を対象に、民間事業者に暫定的に利用(トライアル・サウンディング)してもらい、将来的な公民連携手法(Park-PFI等)の導入に向けた条件を検討する。

同市では、公園施設と児童館の老朽化や、施設利用者ニーズの変化が課題となっているという。
今回は、民間事業者に、都市公園と児童館とが共存する「栄町街区公園」と「栄町児童館」を暫定的に利用(トライアル・サウンディング)してもらい(いずれか一方の利用も可)、実際の集客性や採算性を確認してもらうとしている。
なお、幅広い視点での提案を受け付けるため、暫定利用を伴わない提案も可能としている。

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トライアル・サウンディングとは、公共施設等の暫定利用を希望する民間事業者を募集し、一定期間、実際に使用してもらう制度。
自治体は、対象施設の市場性やニーズ等を確認することができ、民間事業者は立地・使い勝手・採算性等を確認することができるとしている。

対象施設は宮崎市栄町街区公園及び栄町児童館(宮崎県宮崎市別府町5番18号)。
実施期間は2023年2月1日~7月31日。
児童館が月曜日~土曜日(祝日を除く)の9時45分~17時45分の利用は不可。
利用期間は1つの提案事業につき原則30日以内。
対象者は主体的に事業を実施する意向のある民間事業者、NPO法人、個人事業主、その他団体、またはそれらで構成されるグループ(複数の企業・団体等の共同体)。
公園の使用料及び児童館の使用料は全額免除となる。

特に期待する提案は、小学生未満の子どもの遊び場や中高生世代の子どもの趣味や学習の場があり、幅広い世代の子どもが立ち寄る公園となるようなサービスの提案など。