【ニュース】 三津寺と東京建物など、大阪ミナミの寺院と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」を2023年11月26日に開業 大阪府大阪市

2022.12.16
宗教法人三津寺(大阪市中央区、加賀哲郎住職)、東京建物株式会社(東京都中央区、野村均社長)、株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(東京都港区、穂積輝明会長兼社長)は、三津寺と一体化した「カンデオホテルズ大阪心斎橋」(大阪市中央区)を2023年11月26日に開業する。

同ホテルは、大阪メトロ「心斎橋」駅・「なんば」駅の中間地点にあり、「大阪ミナミの観音さん」として地元に愛される七宝山 大福院 三津寺が位置する地そのものに誕生。
現在の三津寺本堂は文化5年(1808年)に再建され、本尊の十一面観世音菩薩が中央に、脇には薬師如来・弘法大師など数多くの古仏が安置されている。
本堂は、2度に渡る曳家工事を経て、ホテルと一体化した、極めてユニークな建物として再建するという。

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同ホテルでは、カンデオホテルズの「光り輝く」というコンセプトと、三津寺の本尊十一面観世音菩薩が放つ暖かな光を掛け合わせ、観光客だけでなく地域の人々も歓迎し、ともに文化を作っていく「地域共創型ホテル」を目指す。
標準客室面積は約24㎡、浴室とトイレセパレートタイプのキング・ツイン・トリプルルームの3種類のバリエーションを設定。

最上階には露天風呂・内湯・水風呂・サウナを完備。
ホテル内ショップ「カンデオデリカ」では、厳選ワインやクラフトビール、こだわりジュース、燻製おつまみ等を提供する。
絵写経や瞑想体験を組み込んだプランや、1200年以上の歴史を持つ三津寺を中心とした地域を紹介する、同ホテルならではの「地域マップ」の作成にも取り組むという。

なお同ホテルでは2022年12月14日、ホテルの完成予想図を三津寺の本尊に奉納、ホテルが無事に完成することを祈願する奉納式を三津寺仮事務所 松林庵で開催した。

「三津寺ホテルプロジェクト新築工事(仮)」の所在地は大阪市中央区心斎橋筋2丁目7番12号、交通は大阪メトロ「心斎橋」駅より徒歩5分、大阪メトロ「なんば」駅より徒歩5分。
ホテル名称は「カンデオホテルズ大阪心斎橋」。
フロント・ロビー・レストランは4階、客室は5階~14階、スカイスパ(露天風呂・内湯・サウナ)は15階。