2022.12.13
全国で18店舗のホテルを運営するコアグローバルマネジメント株式会社（東京都中央区、中野正純代表）は、2023年1月より同社が運営するホテルとグループ会社が運営するホテルの正社員（新卒者を含む）・その他社員（正社員と同等の勤務形態を有する契約社員等）の最低給与を月額26万円とする。

同社では今回、インフレ傾向に加え、人材不足から、異業種からの転職の受け入れも考慮し、最低給与の引き上げを決定した。
従業員の待遇改善に取り組むことで、提供する商品・サービスの品質向上、さらには地域貢献と企業価値の向上につなげたいという。
また同社では、外国人客を直接相手にできる宿泊業は、円安・インフレの影響を価格に転嫁しやすいことからも、今後大きな復活と成長が見込まれる産業だと捉えている。

同社はこれまで、どこの系列にも属さないオリジナルホテルブランドを全国各地で展開。
観光・都市型・ビジネスなど、用途や目的に合わせたブランドを設定、地域特性や各土地の魅力を最大限に引き出す「空間」「食」「体験」をプロデュースしてきた。
その地域がもつ文化を丸ごと楽しめるリゾート系ブランドの「ヒューイットリゾート」、8,000～1万冊の「MANGA Library」を備えた都市型観光ホテル系ブランド「クインテッサホテル Comic＆Books」など、個性あるホテルをオープンさせてきたという。

ベースアップの対象者は、同社の正社員、同社グループホテル運営会社の正社員、2023年4月1日以降入社予定の新卒社員、その他社員（正社員と同等の勤務形態を有する契約社員等）。
2023年1月より、最低給与を月額26万円とする。